眞桜

風の無い　青空の下
右のポケット潜ませた
左手の指先　言葉無くしても
伝わってる　確かな温度
今そばにある　静かな景色
君の瞳は　何を映すでしょうか
同じ時を過ごせていますかと
掌で　問いかける
僕たちは生まれつき
暖かい生き物なんだ...

A
近頃本当に　増えているわ
見て見ぬふりをして笑った
そこのアナタ　明日は我が身よ
B
言いたい放題
言っていきますが
責任なんて言葉
そんなの知りません
しれっと言うのです...

A
少しでも多く
君に伝えたいから
手紙を書くため
ペンを握った筈の
右手は空に文字を書く
B
君の良い所を
知っているけど
どこから言えばいいか...

S
２人出会えた偶然を
奇跡と呼んでいるのは
触れるはずのない
指先が熱に震えたから
抱き締めたのは心だけ
禁じられた想いと
最初から気付いてる
Ａ
遠い遠い夢の果てから...

Ａ
何も言わないで伝わる
そんなこともあるよと
君の口癖だけれど
私達は始まったばかりで
知らないことが多すぎるの
＊
やっとここまで
来れたと思ったのに
今君が見ている世界...

＊
here is border line
other side Enemy country
守り抜く為にreload
標的は大国(たいこく) 誇りを胸に
銃を持ち 引き金を引く
A
大志を抱き 潔く
散ること 厭(いと)わずに
愛すべき故郷に...

※
ひとつ 名前を呼んだら
振り向いてくれること
ふたつ 手を開いたなら
優しく繋いでください
みっつ 何もいらないから
ただ そばにいてくれますか?
A
こんな穏やかな日は
始まりにふさわしく...

＊
舞い散る綺麗な花
もう一度 咲きますように
小さな蕾 開く時を ずっと
君と 待ち続けていたいよ
A
明日の空は今日の続きだって
僕はそう言って上を向いた
涙こぼれ落ちそうで
君を困らせてしまうから...

A
かくれんぼのつもり
閉じ込めておく口実
いつまで待っても鬼
探しに来るはずもない
B
先攻 後攻 君と僕
先に落ちたのは僕でも
技盗める立地条件
最大限に悪用...

A
護るための その刃で
貫いたのは 何なのか
闇に染まった 僕の掌
この罪を何と呼ぼうか
B
振りかざしていたのは
絆には程遠く
冷たく脆いだけの
孤独と言う名の狂気...

Ａ
そんな どうでもいい話
毎日 聞きたくないから
飛び出した あなたの居ない場所
ああ 自由ってこうゆうことね
A
バイバイ 言ってしまえば
終われるよ あなたと私の
つまらない 人形劇は閉幕
もう 明日からは１人でいいや...

Ａ
いつから 変わり始めた
世界の色 空気も全てが
狂気に侵されるまま
音もなく消えた 心
Ｂ
どこにも 居場所はなく
帰る場所すら 与えられず
覚束ない足元 虚無を覚えた
離れ始める 理性と自我...

Ａ 目眩を引き起こす
都会のセキュリティー
触れた途端
耳に響くシグナルが

Ｂ 目障り　耳障り
保障も　信用も
欠け始めた世界
今更何を守るつもり？...

自分で選んだはずの
新しい場所で見つけた
気の合いそうな仲間は
嘘を重ね続け やっと
友人と呼んでいた
偽りの中で生きている
偽物の自分は平気な顔をして
本当の心は居場所を追われ
寒空の下１人 ずっと
時を待ち続けていたけれど...

星の光程に眩しく
太陽ように暖かい
優しさに触れてみたら
冷たい雨が頬を塗らした
私の望んだ世界は
平和とか希望でもなくて
ただ君が私のそばにいて
ずっと愛してくれること
柔らかい光に包まれても
寂しいと嘆く心に...

例えば
僕が立ち止まってしまったら
頑張れと言って
手を引いて欲しい
１人きりでは
生きてはいけないから
誰かの支えが必要なんだ
君を選んだのは
偶然じゃなくて
ずっと傍にいて...