タグ「鏡音レン」のついた投稿作品一覧(20)
-
1)
暗い 暗い 世界の片隅
真っ暗な 夜道の中で
孤独 を感じた 少年は
光へ 光へ 歩いていく
「僕の 光は どこですか?
道を 歩けば わかりますか?」
歩く 歩く ひたすら歩く
僕を ここから救ってよ
道の果てまで歩き続ける...タイトル募集中
-
鏡の向こうには、違う世界があるの。
部屋にある大きな鏡の向こう。
そこには、いるはずのないキミの姿。
事故で亡くなった、キミの姿があった。
最愛の弟である、キミ。
キミは幼いころに死んで、この世界の何も知らない。
あたしは、いるはずのないキミのことを
弟の名前で呼んでいた。
死後の世界と繋がる鏡・・...鏡の祭典part2
-
「おはよう」
鏡に向かって言う、だが、僕に言ってるわけではない。
鏡の世界のキミに言っている。
僕の部屋の鏡からとある世界のキミが見える。
世界は広い、キミがどこにいるかすらわからない。
だけど、僕はキミに惹かれていた。
鏡を見ればいつもキミがいた。
キミと目が合うことだってある。だけど、キミはこっ...鏡の祭典
-
今日も、いい天気だ・・・
また、いつもの一日が始まる。
リンはもう、起きてるかな?
バンッ・・・
・・・何?
と思っているのに、声が出ない・・・
とっさに、銃声の鳴ったほうを見ると
キミがいた。
キミは、涙を流しながらピストルを握っていた。
・・・僕の胸から赤い液体。...青い銃声
-
1)
キミはもう 目を覚まさない
青い朝 目覚めた瞬間
ピストルで 胸を貫かれた
泣いてるキミ 赤い液体
どういうこと だろう・・・
灰色の空を染めるフィルム
走馬灯 のように
薄暗い朝に 色をつける
胸の 紅...蜜輝
-
――むかしむかし あるところに
悪逆非道の王国の 頂点に君臨するは――・・・
≪カガミネリン キドウシマシタ・・・≫
・・・
≪カガミネレン キドウシマシタ・・・≫
「リン、おはよう」
「おはよう、レン」
――キミは王女 僕は召使
運命分かつ 哀れな双子・・・
キミを守る そのためならば 僕は――・...悪ノ物語
-
「ああ、退屈。レン、何か楽しい話はない?」
白いリボンをピコピコとさせる少女は
少年に声をかけた。
レンと呼ばれた少年はうーんと唸る。
「そうだな、じゃあハッピーエンドとバッドエンドについて
世界観と客観性の違いでも話す?」
「面白そう」
少女はそういうと、レンは妖しく笑う。
そして、小さく言葉を発...ハッピー or バッド?
-
ここから、消えたい
そう思ったのは、今だけではない。
いつもいつも、私は消えたいと願い続けてた。
偽善と偽りだらけの世界も
楽しくはない
だから、もっと楽しい世界があると信じていた
「ねェ、そこのきミ」
歪な言葉を発する、振り向くと妖しい道化師がいた。
金髪の髪を後ろで束ねている。
瞳の下にナミダの...アマイ罪 ☆完全小説版★
-
1)
この村の 大きな儀式
神の祟りを 無くすために
少女を 人身御供とする・・・
僕とキミは いつも一緒
仲良しな 双子だった
裕福といえない村で
僕はいつも 幸せだった
ある日 キミは 僕に告げる
「私は 生贄になったのよ」...神隠しの生贄
-
「大丈夫、大丈夫だよ」
私は、〝彼〟に言い張る。
目の前で涙を飲む〝彼〟の姿は幼い頃に戻った気持ちだ。
私は笑顔のまま〝彼〟に語り続けた。
「大丈夫、私は大丈夫だよ。だから、先に行って」
〝彼〟はイヤイヤと首を横に振る。
ここで〝彼〟がココから出て行かなければ
私の作戦は失敗に終わる・・・・・・
「...神隠し
-
1)
熟れたイチゴに 毒を塗る
さあ ロシアンルーレットが 始まった
妖しい瞳で笑う 一人の道化師は
熟れたイチゴを渡し
「ロシアンルーレットを始めよう」
毒を塗ったイチゴ
紅く 美しく
私の 手の中にある 熟れたイチゴは
〝毒〟...アマイ罪
-
[SA]
大きく咲いた 花火は
一瞬で 散っていく
美しいのは ほんの一瞬
キミも 花火のようだった――・・・
[A]
夏祭り 午後からの 花火を
今から楽しみに しているキミ
その笑顔 みただけで僕は
幸せの気持ちで いっぱい...夏花火
-
語り)翼は天使にとっての命
それを切るのは自分の命を切るという意味
A)ジユウ に憧れていた天使
自分の翼と 光輪を眺め
コレが 無かったら
どれだけジユウなのだろう?
と一人で呟く
B)神の掟に逆らって 禁断の魔術を
トナエタ天使
天使は 翼を自ら切り...濡れた黒魔術 ~謎の糸~
-
語り)純白の瞳を持つ少年は
輝く銃を握り締めていた・・・
A)届かない願いを 祈り続ける男性
教会のそばの港 そこに横たわる少年
純白の瞳と 右手に握り締める銃
全ての歯車が 噛み合った気がした
B)祈りを届けながら 少年を見守る
終止符を 打つのはダレ?
男性の瞳が語る
S)白い衣服に 黒い衣服の...濡れた黒魔術 ~乱れた糸~
-
語り)自らニンゲンを選んだ 愚かな堕天使よ・・・
その罪、全てを使い 償うと 此処に誓え
A)街で横たわる少女は 黒い衣服を身に纏う少女
割れた冠(ティアラ) 何を語るか
黒い衣服は 何を語るのか
冷たい 瞳を持つ少女は 何を語るのか
B)汚れた黒い衣服は
割られた冠は
少女の瞳に
溶かされ 消える...濡れた黒魔術 ~解かれた糸~
-
[A]
頬を伝う 小さな雫
なんど 後悔したって キミは
もう・・・
キミと やりとりした 日記
面倒くさがらず 全て 見ればよかった
どうして
俺は
キミを 見捨てて
シ マ ッ タ ノ ―――・・・?...ラストページ
-
[S]
目を覚ましてくれよ
俺の名前 呼んでくれよ
歌ってくれよ お願い
歌ってくれよ・・・
[A]
キミは 目を覚ましてくれない
最後に 喧嘩しちゃったから
悪いのは 俺だけど
自分の非 認められなかった...Sadness Song
-
[サビ?]
引き裂かれた、僕ら。
もう一度会うことだって。
ゆるされない―――――...、
[A]
小さいころ、僕らは引き裂かれた。
親の身勝手な行動のせいで。
双子という存在の中で。
どうして、僕が、キミの...
[B]...太陽の花
-
「助けて!」
「お願い、だからぁ...!」
1*/.
自分を責めないで。
あたしが死んだのは、彼方が原因じゃないから。
燃え行く家。
親はあたしを一人にして
家に、火をつけたの。
人殺しは彼方じゃない。
それをただ、伝えたいの。...天使
-
どうして、僕が生きてしまったの。
僕はキミを見殺しにした。
僕があの時、キミを助けたら...
未来は、変わっていた....?
1*/
「人殺し」という名をつけられた。
僕は親にも見捨てられた。
唯一の心を開けられる人。
名前も知らない、僕の天使。
罪を知らない笑顔の君に...罪人