作詞家のハシクレ、5/ゐつ と申します。 ニコ動マイリス→http://www.nicovideo.jp/mylist/11731536 >contact 作詞について、その他においても何か連絡を取りたい場合はこちらまで、お気軽にどうぞ。 itsu5words@gmail.com 気ままに呟いているtwitter(@itsu_5) たまに更新中なブログ(http://d.hatena.ne.jp/itsu5/) >アイコンについて omotiさんに描いていただきました。感謝!
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「いろはにほへと ちりぬる朝が降れば、鈴をしゃんと鳴らしませ」
此方(コチラ)極東、辺鄙(ヘンピ)な山奥から旅立つ定めなのです
褪(ア)せぬ丹色(ニイロ)を幾重(イクエ)も潜(クグ)り抜ける 朔月(サクゲツ)の夜は深く
神代七代(カミヨナナヨ)の続きを祈(ネガ)い 眺む
睡蓮が揺れる
「どうして」
...狛犬の双音 【コラボしました】
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「倫理だなんてくだらない」
科学者は考えた
「好奇心だけを殖やして、己で充たすのさ」
それが唯一無二の理由。
18号は目覚めた 永い休止モードから
「実験を始めよう、成功を祈って」
擬似声帯を灼かれた寡黙な機械
〈不明な現在地。ココはドコ?〉
「僕の理想郷を築く為」
やがてプラグで繋ぎ 継がれていく...18号のBlue-Gene 【コラボしました】
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警告音×警告音 駆ける影が四つ
「警戒を!」「警鐘を!」 その裏をすり抜け
喧噪と喧噪の合間に現れた
不可思議な道化たちは 君をこじ開ける
少年の歯車は回り始めている
好奇心というバグに蝕まれながらも
曖昧な境界線 塗り潰す手段を
手に入れたその時から ずっと醒めたまんま
瑕一つ知らず 底で腐ってい...トランジスタの道化団 【コラボしました】
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五月雨 錆びた声が告ぐ
いつものように“異常ナシ”の機体
サカサマ 囁いた誰か
不確かな予感 気付かぬふり
たとえ僕が消えても
美しい世界のままで 完璧に噛み合っていく
瑕一つ残らずに
狂わない拍子(rhythm)で歩いて
変わらない毎日の中で
ただ壊れゆく時を待って...センチメンタル・アンドロイド 【コラボしました】
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覚えてますか?
ずっと昔 キミが彩ってた鮮やかな季節を
色褪せない日々を
忘れたなら、思い出して 無邪気な熱を
“本日ハ快晴ナリ" 最高に夏全開で
キミのもとにお届けです
Po・Po・Po・PoPなレターレインボー そう、ふたりの架け橋
真夏の郵便 それが私のオシゴト
Po・Po・Po・PoPなデリ...真夏のレターレインボー 【コラボしました】
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ねむる森の奥深く
歩む 夢遊病になって
うそ、うそ。
星が夜空にうるんで
月は誰かの揺りかごで
きみは はらはら微笑って
ぼくは ねむれなくなったよ
(またたく よぞら)
空を見上げた ほら、きみが今 夢で数えた羊
夜をまたいでゆけ ねむれないぼくのために...よぞらのひつじ 【コラボしました】
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冷たい眠りの中、花咲く景色を見た。
-cold sleep-
また息をやめる。
ひとつ、ふたつ。
透かした花の奥に情景。
色の欠けた記憶。
はなれ、ばなれ。
ソレ は ダレ で ワタシ は ナニモノ ?
笑う/泣く/汗ばむ/感じる/考える/聴く/嗅ぐ/食む/歩く
散りばめられた記号の底で、有りもし...揺り篭のスフィア 【コラボしました】
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開かない扉の向こうの景色を
知らない、知りたい ―錆びゆく感覚
冷えきったこの躰を 掻き抱いた爪の痛み
吐息を数えて朽ち果てた 微熱の痕
記憶はまだ光を待つ
仄暗い鸚緑の中
冷えきったこの躰を蝕む夜
無数の声
「ココカラ ダシテ」
欠け落ちた肋の裏 静謐が木霊する...鸚緑の部屋 【コラボしました】
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明日のことから目を背け はぐらかしてばかりいないで
きっと、あなたにしか描けない世界だってあるだろう
あとどれくらい残っているのか 時の砂は透き通るだけ
またいつか、なんて笑いながら
嘘にしては だめだよ
朝と夜をただ繰り返す日々
完璧な円環に似た幻想(マヤカシ)
いつしか僕らは欠け落ちてゆく
それ...アリア・フォース 【コラボしました】
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朝を運ぶ環状線の 始発電車は湿った匂い
セピア色の沈黙の裏
言葉にならない感情が 出口を探してる
わけもなく流れ落ちた 一筋の涙に
気付かないフリしてくれて、ありがとう
あの頃はなかった 余所余所しい優しさが惨めだ
YESとNOの中間 立ち尽くし
おざなりの愛でごまかして
グレーゾーンから踏み出せな...ブルー/グレー 【コラボしました】
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「今日は何する」
「かくれんぼしやしゃんせ」
「他のにしよォや、飽いてしもォた」
「そんなら、今日は鬼ごっこしやしゃんせ。
そこのお前が鬼になりィや」
砂利道 畦道 帰り道を越えて
野山の向こうに落日
「夕焼け小焼けでまた明日」などと
無邪気な子供らは口遊みよる
お前が鬼よ 十まで数え...鬼ごっこ 【コラボしました】
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寂れた映画館の奥
始まるよ、影絵のショータイム
今日は 電線に引っかかり帰れない月のお話
『静かに朝がやって来て 横顔を見せた太陽
密かに恋してた月は、細く細く消えていったのさ』
フィルムの欠けた空の映写機 腹を回しカタカタ笑う
彼女が口に入れた飴玉 ほんの少し苦いカラメルの味
いつからか体と別れ...シャドウ・シアター 【コラボしました】
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SEE 目を逸らしてないで見てご覧 捩れた花
君が君であることを知る為に
ソレは静かに歪んだ傷痕を指で示し
鏡写しの誰かが微笑む
痛みに足を取られて踏み出せない弱虫へ
贈りましょう 子守唄
いざ鳴り響かせよう 夢に堕ちてゆけ
迷い続けていた声は終に流れ星となり 宇宙を射る矢に変わる
遥か彼方 どこま...黄金を鳴らせ 【コラボしました】
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日輪が落ちゆく その刹那に
世渡り鳥は 東を目指し羽ばたく
さァ、お手を拝借して 三々七拍子
花咲くひとひらを 散らしてみせよう
駆ける駆ける 時の背を追いかけ
貴方は彼方へとまっしぐら
天つ風に攫われて
思ひ出語りは尚止まず
常盤の緑も枯れて
天つ風 どこへ吹くの...暮色ラヂオ 【コラボしました】
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昨日まで愛されてた つめたい電子のからだ
錆びれた真空管と コバルトブルーのひとみ
ゆれる、ゆれる 水平線
夕陽をのみこんだ
ふれる、ふれる 君のまぶた
朝焼けを待ってた
夜の岬でちかちか泣く灯台
だれかをさがしてる
この暗号は 君にしか解けない
君じゃなきゃ やだな...でんしのうみのつき 【コラボしました】
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憐みの欠片 いくつも集め
鏡に映らない笑みを上塗る
君から覗いた世界は透明
誰よりも、君を見つめてた
触れない輪郭だけで
開かない瞼の裏は暗闇
時計の針たち 堂々巡り
哀しい音だけ拾ってないで
僕に喉があったなら 叫ぶだろう
「笑って」...Decolor 【コラボしました】