5(ゐつ)の投稿作品一覧
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晴天の空 曇天の空 雨天の空 どれが好き?
烏泳いで 電線絡んで 夕焼け溶けて また明日
空を引き裂き 溺れていけば 同じように なれるかな
冷たい亀裂 なぞる指先 今行くよ 靄に変わる
白く揺らぎ 惑わしてく
虚構が現実をcover
瞳閉じて 踏み出して
蜃気楼の向こう側へ
星が降る空 虹架かる空...Blue Sky Ripper 【曲になりました!】
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青の花束 散っていく
星は餞(はなむけ) 小夜(さよ)になれ
いつか君にあげた花
もう枯れたのかな
生きていれば その先に
君はいるかな
空の色 海の色
愛した君は 瞼の裏 生きてる
青の花束 地に消えた
星は餞 小夜になれ...ハナムケ
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履き古したスニーカー 足を湿気で蒸らしてさ バカみたい
そんな格好で君はどこへ行きたいの? 捨ててしまえ
日傘と上着 日焼け対策は大事さ それでも
日差しを避ける 逃げ腰でいちゃダメでしょ
素足を太陽に向けて 大胆に
見せつけて誘い出す 内気な自分
Summer Gang! うだってないで行くよ
ノ...Summer Gang! 【曲になりました!】
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先見の瞳を 手に入れたコドモたち
目の前のことが見えなくなった
僕らはあんなにも楽しんで生きていた
明日の日を憂うこともなく
水たまりを 渡り歩き
歩道の白線またいで踏んで
転べば素直に泣いて
飴玉一つで笑顔になる
少年時代のあの頃 僕ら何も
見えちゃいなかった 「今」だけがあった ...少年時代の瞳 【音が付きました!】
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寂しげな影 床を黒々と濡らしては
繋がれない手をだらり垂らし まどろみに泣いている
シーツに落ちた朝焼けを抱き寄せて吸い込んでみても
求めている温度とは違って 空しくなる
音沙汰無しの毎日に
世界はくすんでモノクロに広がる
あなたのくたびれた肩に触れて 笑いたい
錆び付いた赤 積もった塵の上に降った...追伸、僕は元気です 【曲になりました!】
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四つの窓 二つは知らない
知らないことは 知ることになる
影ではなく ものそのもの(イデア)を見つめたなら
神は消えて 人を超えてゆく
母音のない無慈悲なYHWH(絶対)の裁き
羊を救う慈悲の神の愛(アガペー)
君は何を受け入れる?
変化する君 しない君
行動から約束が生まれる
あと一歩 光の方へ...実存 -Existence- 【コラボしました!】
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揺れる <胎動の海>を泳ぎゆく
三角飛び魚は藍鼠(あいねず)に濡れ
戦(そよ)ぐ <沈黙の空>を横切るは
菖蒲の野鳥 風切羽翻す
屠(ほふ)りし過去は<忘却の丘>に埋め
<静謐の運河>にて業を禊す
未踏の道 我は行かん
謳う朱雀を道標とし
陽(ひ)の暁光 望める頂へ至ろう
尖る <常盤の山>の峰に棲...色彩旅人 【音になりました!】
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風の強く吹く 春の午後
君に呼び出され校舎裏
何を言われるか気付いても
ちゃんと聞きたくて知らんぷり
桜の花びらに濡れた
君の肩はただ真っ直ぐで
激しく吹き荒れる風に
聞き逃すことを怖れてた
顔を上げて君が発した言葉
この耳まで届いた三文字...風越しの 【コラボしました!】
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足元に咲いた真珠の花は
あなたがいつかに流した心
凪いだ湖畔 セピア色の景色に埋もれ
綻ぶのは あえかに揺れる命
南風 温い記憶運ばれてくる
逆さまに巻き戻るフィルムのような追憶
何度でも繰り返す 青すぎた過去
「泣かないでください」と呟いたのは
在りし日の自分で 今は誰も居ない
巡り巡る時の中で...真珠の花 【曲になりました!】
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運河へと流すは 貴方に宛てる文
此れで仕舞いだから もう帰らないで
貴方も愛した日々も 語り合いし夢も 今
忘却の波に呑ませ 一人明日を歩み行く
貴方へと流す文は 何処へ辿り着くのでしょう
当ても無く彷徨うなら 水の中溶けてしまえ
星屑を見上げて 交わし合った契りは
とうに忘れ去られ 泡へと消えゆく...文流し 【曲になりました!】
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白いYシャツ包まれてる
肩の輪郭 一目で見分けて
前だけ見据え歩く横顔が愛しい
届かない距離なのに
――コノテヲ ノバシテタ
透明なガラス一つ越えることもできない
空間の堺隔て 君を見つめ続ける
曇りなき無色を 涙で汚し
景色は不透明になる
雑音の海 浮かび上がる...不透明ガラス 【コラボしました!】
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ドレスの色も
ルージュの色も
指輪の色も
どれもが赤く
赤が似合うと言ってくれた貴方からの
贈り物は全てが こんな血の色で
私を染めていく
まっさらで無垢な 少女は愛され
他の色を忘れて女になり
好きでもないよな残酷な色を...vermillion
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【Aメロ】
目の前を横切っていった 猛スピードで
あっという間に遠くなって 点になる
がむしゃらに腕振り回して 走っていった
知らない誰かさんの背中 釘付けで
【Bメロ】
あんな風にずっと 前だけを見つめ
ひたむきに走れたら どんな気持ち?
【サビ】
速く速く誰よりも速く 行け!...run over! 【曲になりました!】
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【A1 0:27~0:47】
希望/波動/鼓動/始動
【B1 0:48~1:34】
質量の無い翼 背に骨格を作り
越えてはいけない柵 勝手に踏み越えてた
まだ知らない力は どこから出せばいいの?
夢でいいから行こう きっと何かが変わる
【S1 1:35~1:58】
飛べないカラダ×飛びたいココ...始動 【歌詞募集作品に応募提出中】
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勝ち負けで構成される世界は単純かつ狡猾
誰もが勝ちたがる 手段を選ぶ余裕などない
蹴落とされる前に蹴落とすのが最良の手段だ
仲間という名の宿敵を打ち負かす術を探り合う
相手が不幸になることで自分の幸福を錯覚する
欺瞞に満ちた世界は歪んだ形をして嗤う
今日もまた 誰かの不幸の知らせを聞く
ご愁傷様と嗤...survival
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カシャリ 切り取る風景
空の青も 海の青も 涙の青も
君は好きになっただろう
カシャリ 切り取る風景
並木の緑も エメラルドの緑も 数珠の緑も
君は好きになっただろう
カシャリ 切り取る風景
信号の赤も 椿の赤も 口紅の赤も
君は好きになっただろう
カシャリ 切り取る風景...色とりどりの鎮魂歌
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時刻は二十二時 貴方はまだ来ないから
空になったカップ 片手に待ちぼうけ
無言でおかわりを 注ぐ優しいマスター
この一杯でもう 最後にしましょうか
お気に入りの喫茶店 向かいには貴方が座って
甘い物つまみ 飽きるまで話し込んでたね
ふと見た窓の外 金星が点滅し
警告を送るけど わかってるの
望まない...a cup of farewell
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君は昨日と明日を錯覚している
君は夢と嘘とで錯乱している
君は真実と事実を錯誤している
錯雑とした日々
様々な思いが交錯して
善と悪が錯綜して
虚構と現実は倒錯する
君が望んだ錯節とした世界が誕生する...サク
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白い靄の中 揺らいでは浮かぶ影
温もり求めて彷徨う この腕は影(ソレ)をただ掴もうとした
目覚めた世界の隅で悟る 儚い夢だと
嗚呼、街灯の下 一人佇む彼女はきっと泣いて
誰か、帰らない誰かを待つ 今も足跡探している
何を思い 何を求む
街を照らす夜明けは遠い
嗚呼、瞼の裏に棲むは
いつかの君の姿 失...夜明けまで 【曲になりました!】
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高速道路(ハイウェイ)を走っていく自動車(オート・カー)はとても快適
室内の温度、適温 ソファは居眠りに最適 …でも
昔はこんなじゃなかったよね 蒸し暑かったり凍えたり
ソファは硬く居心地が悪い代わりに 距離は近かった
君の居ない自動車(オート・カー)
事故知らずの道路を行く
未来は無音で忍び寄って...オート・カー 【音が付きました!】
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部屋に差し込む光は
淡い曙の知らせ
揺らぐ朱色の粒子を浴びて
伸ばす手はなく 最期に微笑(わら)い 消える
「さあ、世界にサヨナ…ラ…」
色の失せた空に光る
涙のよな粒の星屑
私もそう、泣けたならと
自虐的に嘲笑(わら)って眺む
血は巡って 進まぬまま...寂寞 【曲になりました!】
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信号は点滅し 歩行者を急きたて
電球は点滅し 寿命を知らせてる
デタラメな点滅じゃ 届かないことなど
承知の上だけれど 止まらないリピート
メロディー未満のノイズたちは
何をすれば 音になれるの?
孤独な日々 うんざり
意味のない嘆きを拾い上げてくれたのなら
「タスケテ」って聴こえてくるはず
不要と...Noisy Signals 【曲になりました!】
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自然の摂理に呑まれゆく
運河を泳ぐ 魂は
幾度流転を繰り返すのでしょう
死んでいくのは 生きていたことの証
生命の正しい消耗を遂げた あなたに
行かないでは 言えません
この場所にはまだ 仄かに
あなたの命の残り香
それだけで充分です
わたしはまだ ここで生きていける...生々流転
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【Aメロ】
シャツの青 瞳に沁みゆく 色が視界を染めてく
心音を聴くと泣きたくなる 不安と安堵に揺られて
手を伸ばす それだけのことで 触れられる程度の距離
抱擁を願えば叶うほど 近くに居られる幸福
【Bメロ】
何故いつも笑顔なの、と
不思議そうに問うあなたに
真実は言わないでいる 「ホントはね、幸...deepen blue 【曲になりました!】
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赤信号 点滅の
向こう側に貴方を探す
あっちかな? こっちかな?
青になれば散り散りになる
誰もが没個性で
ドレがダレとか知らない どうだっていいよ
昼も夜もない
中途半端な時に
伸びる影を踏んで
揺るがない貴方を探して...タソガレ 【曲になりました!】
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転がる〈ソレ〉を 拾い上げたら
掌馴染み 温度を吸った
あっけなく落ちてゆく
軽くなるこの腕は
手放した重みなど
簡単に忘れてた
いつでも〈ソレ〉は 寂しく歌い
涙の名残 小道に作る
掴む理由(わけ)忘れたら
離す理由(わけ)いらなくて...〈ソレ〉はもうない
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毎日着ていた 制服の隅に
アイロンじゃ直せない 皺はほら オリジナル
胸のリボンは 綺麗な赤だった
少しだけくすんでる 大人の色なの
定期の行き先が違う駅に変わることも
窓際が私の席でなくなることも
卒業ということ 巣立っていくことで
嬉しいこと なのにまだ 寂しいと思うよ
「この教室には、たくさん...卒業ということ 【曲になりました!】
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【リン】
旅立ってく君は 凛々しく前だけ見つめ
どんな表情してるかも わからぬまま歩み去って行った
涙で視界が歪みぼやけていたけど
見送った背中の形 ずっと記憶に刻まれたままで
あれから幾年(いくとせ)過ぎて 何処を行くのか
風車(かざぐるま)は今日も カラカラと歌う
回るよ回る 風車よ
目には見...かざぐるま
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夜の獣が背後で狙ってる
定刻までは僅か
思考/選択 断ち切り 駆け出す
振り返りは厳禁
足掻(あが)くことしか 許されないなら
ひどく無様に転んでみせるわ
暁になったら終了(ゲーム・オーバー)の鐘
魔法が解け 私は消えるけど
タイムリミットまで キミを探し走りたい
この鼓動が今叫んでいる方角へ...タイムリミットの鐘が鳴るまで 【曲になりました!】
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雪解けが 春をつれてきて
世界は優しく色づいた
湿った部屋を 飛び出して
手を繋いだなら お散歩しましょう
冷たく積もった白とは違う
野原に咲いた 小さな白たち
名前も知らない野の花を
器用にたくさん編み込んで
花冠をくれたから
ありがとうが零れるの...花冠の姫君 【曲が付きました】