寂しげな影 床を黒々と濡らしては
繋がれない手をだらり垂らし まどろみに泣いている
シーツに落ちた朝焼けを抱き寄せて吸い込んでみても
求めている温度とは違って 空しくなる

音沙汰無しの毎日に
世界はくすんでモノクロに広がる
あなたのくたびれた肩に触れて 笑いたい


錆び付いた赤 積もった塵の上に降った
一片(ひとひら)の紙は心を四角く切り取る白いドア
待ち望んでた はじめてのあなたからの便りには
待ち望んだ言葉など どこにも書かれていない

澄み渡る秋空の写真 
どこに居るのかも教えてくれない
インクの染みを弾くよな ひたすら天色(あまいろ)


Where are you now? ―I don't know.
『今何処にいるの?―わからない』
Are you fine now? ―I don't know.
『元気にしてるの?―わからない』
When will you come back? ―I don't know.
『いつ帰ってくる?―わからない』
Do you still love me? ―I don't know.
『まだ私のこと好き?―わからない』
No news is good news, how about this letter?
『便りが無いのは良い報せ。じゃあこの手紙は?』
It tells me nothing. Just heavenly blue.
『何も教えてくれない。ただひたすらに天色』


「好きだよ」とか、「すぐに帰る」
欲しい言葉くれない
無愛想で勝手な人
なのに 夢だけが詰まって

あなたらしい青の葉書 音なき追伸を伝え
私はもう少しここで待ちたくなったの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

追伸、僕は元気です 【曲になりました!】

↓ko_toさんとコラボした泣きたくなる曲はこちら↓
http://piapro.jp/content/1lzt356qn0hvbna0

あなたからの、一葉の手紙。

閲覧数:381

投稿日:2009/08/25 21:42:39

文字数:713文字

カテゴリ:歌詞

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