816の投稿作品一覧
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13億の民達は
エレベーターに乗っている
エレベーターは落ちていく
でも彼らは上ってると言う
3億人の民達は
エスカレーターに乗っている
エスカレーターは下ってく
でも彼らは上ってると言う
この1億2千万の民だけは
どうしようもない速度で落ちていってるんだ...史上最高の時代
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風が吹く
ドレスと麦わら帽子
僕たちは自由でいた
逃げて行く
盗んだ林檎かじって
行き先は決めないまま
街を行く
荷馬車に隠れた日々は
僕たちの希望でいた
「王様だって...ドレスと麦わら帽子
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夢の中目を覚ます
僕は誰?
気付いている
uh...
霧の中目を凝らす
ここはどこ?
気付いている
uh...
巣の上のカッコウが
限がない雑踏が...スクラップ
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あなたの国のブーツ
私に下さい ちょっとずつ
誰も知らない場所へ連れてって
履かせて君のシューズ
日本語で言うとただの靴
スーパーマンでも道を歩くから
それでは進んで
どこでもいい
間違いなんてないんだろう
口笛吹いて...靴をもらう
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知らない街の知らない場所に立っている
ここでは誰もが自分探しの旅の途中
雲の上とか月の裏には行けないけど
それでも僕は何かが出来る そう信じている
長く曲がった道は続いてる
先は見えないけど
前に通った人は誰もいない
ねぇ、そうだろ?
ねぇ、そうだろ?
どんな風に どんな風に...時の歯車に乗って
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そうだ 君は胸を張って
「大好きだ」と言えばいい
そうだ 君は胸を張って
「愛してる」と言えばいい
じゃあ 君は胸を張って
「大好きだ」と言えばいい
そうだ 君は胸を張って
「愛してる」と言えばいい
君の隣のその人と
遠く遠くのあの人に...愛してるよ~
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きっとこの生き方間違いなんだな
なんて言わせやしないさ
なんて分かりやしないさ
きっとこの未来は真っ暗だろうな
なんて言わせやしないさ
なんて信じはしないさ
僕らはなんでもできるんだ
全てはこれから始まるんだ
きっとこの世界がどこへ行くのか
なんて分かりはしないさ...僕らはなんでもできる
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遥かなる時の彼方
人類の最果ての都
眠らない街はロザリオ
死ぬことも許されぬアンドロイド
「僕は誰か教えて」
生命よりも賢いプログラム
科学世紀に乾杯
ここはつまり メトロポリス
立ち上がれ!プロレタリア
ガラクタを越えて進む誓い...メトロポリス
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シャンデリアの下で
甘い口づけをしよう
貴方に酔った日々の記憶
淡い夢のように
カフェテリアは暗く
白い砂糖の欠片
少し触れれば溶けてゆく
魔法のひと時
貴方の心臓の音
私と混ざり合い...眠れる蠅のバラード
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現代講義録
分裂症の僕
インターネット右翼を集めて
こう言いな
日和見な世論
まるでカメレオン
空想上のレノンを
撃ち殺そう
どうせ誰も彼もがシンナーで
痛い苦いも感じはしない...現代講義録
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麗しい君はニーナ
長い髪を風にまかせ
愛らしい君はニーナ
すました顔も
全部まとめて
美しい君はニーナ
指をからめ 寄り添う仕草
できればこの時間が
見つめ合うまま
止まればいいのになぁ...麗しのニーナ
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どうだい?学業の
十年で何を学んだか
そうかい、君達は
道徳が見えてきたってか
Oh...
なんだい?人倫が
ストレスに変わりゆくってか
そうだい、君等には
残酷な神が宿ってさ
Oh......狂ったマリファナ
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売人達が集う路地裏で
怪しい月が浮かぶ宵下がり
強めのアルコールで喉を焼き
気晴らしってさ
ゲロ吐いてさ
黄ばんだ新聞紙に蛆がわき
日本語の美辞麗句は嘘ばかり
現代社会って言葉の綾を
踏み躙ってさ
こう歌ってさ...嗚呼、この世界は最低だ
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今月五度目の熱帯夜に
厚い雲は広がっていて
幼気な少女の声を
蒸し暑い空気は拒んでいる
喉元を締めあげる手に
一つ命の火が消える
力を失った口元に
僕は冷たいキスをする
ネット上の交流サイトで
僕らは出会った...彼女と僕
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Worlds in the world, it's everything (you know everything)
Worlds in the world, everything
理性のマリア
感性のドンファンに
恋をしたんだ
誓いのキスが
創造のノウハウを
教えてるんだ
誰も知らない方へと行くん...Worlds in the world
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興味ないことはいつも放り出していたの
そういうことでいつも叱られていたの
私が描きだした常識の色は
誰にも見えないんでしょう
退屈なことばかりを教えられたの
そういうことはすぐに忘れられたの
彼らが描きだした常識の色は
私は見えないんでしょう
イヤになるほどに
くり返す毎日...日常の中にひそんだリズム
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やりたいことは いつでも うまくいかないもので
たのしいことは いつでも しだいにいろあせてく
やめたいことは いつでも やらなきゃならないことで
きらいなことは いつでも にげだしちゃいけない
そんなこのセカイのつめたいブブンもすべて
アイしてくれ
そしたらいつか スナオになれるの
たにんはいつも...マルゴトゼンブ
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悲しみは白い雲のようだと
青空に浮かび消えてゆくのだと
嗚呼…
恋人はそれが落とす影だと
移りゆく薄霞のようだと
嗚呼…
だから君はきいた
愛してるの?
だから僕は言った
愛してる と...君は言う
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「それは気がつく」 氷と光だけ
遠い銀河の惑星の一つ
「それは見上げる」 宇宙で一人きり
星の鼓動に真空が透ける
どう言うのか?
どう言うのか?
「それは捨て去る」 幾何学が成す模様
美意識という現象が残る
どう言うのか?
どう言うのか?...PSR B1257+12
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どういうことだ この世界は
不公平だ 何もかも
いつからか全てがおかしくなり
運命の歯車は狂い始めた
どういうことだ 立ち上がれよ
同志諸君 時は来た
論争の渦は加速していき
群衆の温度は熱を上げてゆく
洗脳の共同体
何も知らない...歌うテロリズム
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脳神経に後遺症
出産直後に死化粧
平均寿命は44
第3次大戦以降
金 金 くれよ
交配直後のカメレオン
開戦議論に沸く世論
まとめて全部カス下郎
奴隷を10人セットでどう?
死ぬ 死ぬ 痛い...BOOGIE TUNE MAMA!
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高層ビルから流れる広告は
シュプレヒコールに酔っているようだ
静止画みたいな時代の象徴だったんだ
ハイブリッドカーが横を通っていったんだ
再生可能と名のつく工業が
iPSまで創造したようだ
永久平和へオスプレイが飛び立ったんだ
ユーロが希望の光の予定だったんだ
どういうことだ
oh yeah oh ...バブルは弾けていきました
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僕は嘘つきだから死ぬまで
君のそばで眠れない
これも全部 甘い言葉に
流された所為なのかな
冬の寒さに負けた心が
後悔に押しつぶされ
深い傷に痛むため息
ばれないようにもらしても
軽く髪を撫でれば もうダメで
君のそばにずっといたいと思う...魔法の絨毯
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使いまわしの針
古い注射器
大丈夫 痛い
人は詐欺師
嘘を作り
口に出す 気付く
所詮、目の前の事実 それが僕の全て
悲しい
なんでなのか理由とかは分からないけど
寂しい 寂しい...自分は人間ができている方だと思う
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目に映る全てが透明な
風景が光を散らしている
キラキラと悲しいほど綺麗な
静寂が辺りを凍りつける
幻想的な空 雪が降る
氷点下の冷気 鋭く心に触れる
それは氷のように
それは氷のように
微生物も生きていけぬ
そんな限りなく澄んだ世界...雪国
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僅か数行の言葉の中で
感情は無限の意味を成して
僕の心の壁の向こうで
混ざり合い銀河の泡のように
流れゆく無意識の雨は
弾けとぶ精神のカルマ…
青き静寂な珊瑚の海で
生命の雫が結びついて
清く冷たく燃える炎が
鼓動を始めたそんな時に...精神のカルマ
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ここに1人の小さな少女がいて
愛と自由と平和を唱えた
明るい日々に満ち満ちたその心は
ふと気がつけば急に全部冷めた
ここに1人の眼鏡の男がいて
金と名誉と権力を求めた
燃える野望に満ち満ちたその心は
ふと気がつけば急に全部冷めた
私はここで一人 彼らを眺めていた
スペースシャトルにまたがりながら...傍観者No.9
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僕は自由にオールライト
勝手に今日は何したい?
相当凌駕できぬくらい
気ままなロックンロールライフ
人生全部ギャンブラー
幸運の女神にイエスサー
ノックダウンはまだしない
明日はまだ意味がない
気になるあの子のブラウンアイズ
きっと優雅にダンストゥナイト...THIS IS THE LIFE
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駐車場の隣の砂利道
誰かが来る 足音がしてる
いる いる
あの子がそこにもいる
電話口の金切り声から
徐々に変わるノイズ音にまで
いる いる
あの子はどこにもいる
突然来たありえぬアドレス
送られたメールに...あの子がいる
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西暦さえも消えた未来
生命という数字がいて
神に等しきサイバースペース
混沌とした原始世界
権力者無き淡い支配
完全という言葉となり
構成されたプログラムが
無意識と自我の境界線
このまま
息もしないまま...サヨナラ電子世界
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