minori

想いは　黄金色(こがねいろ)の　斜陽　溶けて消える
滲む景色　記憶の裏に
あの日の　欠片達が　面影求めて
彷徨う(さまよう)刻(とき)は　螺旋の向こう

些細な嘘が　歯車狂わせて
気持ちさえ　ほら　迷子になる
大地と空が　平行線なら
二人の距離は埋まらないね...

額にいつも突き付けられた　輝くDesert Eagle
瞳の奥に見え隠れする真実　照準lock on
I'm your doll　二人だけの楽園　偽りの入口の狭間で
hold on me　その腕に閉じ込めて　心で計る交錯
月明かり　纏うヴェール私はまるで　掌で踊る舞姫
曖昧な距離　打算的な行為(コト...

(1A)
月の椅子に　腰を下ろす
吸い込まれそう　無限の闇
眩しい程　無数の星
未来読める　ホロスコープ
(1B)
釣り糸垂らして　きままにfishing　何が掛かるのかな
唐突に強い引き　リール巻かなくちゃ
(1C)
針先に流星...

(00:16～00:32)
海底にまで　差し込む陽光（ひかり）
輝いて変わらず揺らめく
陽射しのカーテンには　手を伸ばしても掴めない
(00:33～00:48)
岩陰　砂底　擬態の魚たちとかくれんぼ
手を振る珊瑚と戯れて日が暮れる
(00:49～01:18)
感情（こころ）を掠めてゆく　言葉たち
広...

滑稽な愛憎に　嫌気差し逃げ込んだ渚は
宵闇に揺らめいた　ここだけ別世界
今夜の月はまるで　ナイフのよう鋭利な姿
潮騒が耳を貫く　叱責と軽蔑

心が錆付いたのは　涙雨に打たれたから
美しい光景さえ　空虚な贋物(まやかし）

何もかもが狂ってる　歪曲した五感のせい...

(00:16～00:28)
自制心という名の鎖を纏ってる
天窓に　月の光　降り注ぐ
(00:40～00:51)
身体が縛られるような静寂
聖なる空気だけが満ちている場所
(00:52～01:03)
蝋燭の炎は理性を揺らして
祭壇の聖母に見透かされ
瞳を閉じて跪き手を組む...

立ちたくもないスタートラインの上で
握らされたサイコロ投げて決める
踏み出さないわけにもいかず歩み出す
傍観者たちは冷たく笑う

時に残酷な賽の目だけど
意味の無い出来事なんてないはずだよ
慈悲深い神の恩寵に感謝
ここから始まるドラマあるさ...

携帯　何度見ちゃうんだろう　私
まだ　１分も経ってないのにね
あと　２０分もあるのにね

髪　乱れてないかな
服　おかしくないかな
ショーウインドウのガラスを鏡にして
確認せずにいられない
眠れなかったし　クマできてない？...

「まるで薔薇だ」と
みんな私をそう言うわ
絶世の容姿
豊かな馥郁（かおり）
簡単に触れることを拒む棘（トゲ）

称賛も虚しいだけ
薔薇じゃなくていいの
ただの花がいい...