桃ゆき

月が満ちて欠けてくその前に
生まれたかなしみを掬い取り上げたくて
君の顔が想いが絡みつく零れた感情と
身体中麻痺していく僕の今日を繋げるか
僕のいない未来か
白い月が綺麗と呟いて
夜空に手を伸ばす君の幻を見た
僕を笑う姿は眩しくて
僕にはあの日々を取り戻せやしないのに
君が僕を選ぶなら僕は君に願うよ...

（リ→レーン、腕組んで。決めポーズ！）
（レ→えっと～、こう？ん？リンはそっち！）
『鏡音リン・レンV4X』
リン「ねぇねぇ、もう予約した？」
レン「発売日まで、あと少しだよ！」
リン「キュートなリンのボイスとか～。」
レン「うん。」
リン「スタイリッシュなリンのビジュアルとか～。」
レン「うんうん...

いらないと決めたその時から
わたしの心は渦巻いて
何処へゆくあてがあるわけでもなく
ただひとりぼっち歩いてる
このまま時が止まればいいのに
すべての記憶が凍りついて
いつか忘れられるのかな
きっと涙も流れない
暗い闇の海深く沈む夢を見た
冷えていく身体 震える指先...

初めて手をつないでから
ずっと好きで仕方ない
きみは僕の腕を引いて
笑いながら歩き出すよ
きっと出会うその前から
きみが好きでいたんだね
溢れてくる気持ちは
今日も風にのってふわり舞うよ
幸せになりたくて
あの日までひとり...

わたしはこの夜のなかで
あなただけ信じてる
こんなに愛しい気持ちなんて
きっと誰にも分からない
はじめて触れた指から
優しく伝わる温度
あなたとふたり一緒なら
きっときっと何にも怖くない
ねぇ どうしていまも変わらない願い
ずっと このまま いられるなら…いいのに...

「いつもきみのことをみてる」
いつかきみがいってくれた
こんなにもだれかのこと
おもうひがくるなんて
なみだでいまきみがきえる
ここにいるとおもったのに
でもこえがきこえたんだ
「まだ泣いているの？」って
ねぇきみをこんなに
近く近く感じてるから...

さみしい夜にあなたはいない
せつない夜にあなたはいない
泣きたい夜にあなたはいない
会いたい夜にあなたはいない
あなたがくれたウサギを抱いて
わたしは未だ動けずにいる
いらないのならあなたが消して
つながりなんて儚いものね
あなたのいない夜はさみしい
あなたのいない夜はせつない...