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あい ない
しら ない
あい ほしい、な
こんな わたし だけれど
【応募用】あい、I、ない(仮題)
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前のやつの
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悪食娘コンチータ/悪徳のジャッジメント
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「―――っは」
いつの間にか止めていた、呼吸。
「レン!大丈夫!?」少し遠くから聞こえる、リンの声。
「っへへ、大丈夫だよ」何とか笑い返してみせる。
実際、こちらにケガは一切無かった。
子どもだからと油断していたのか、魔女の手下と思しき男は、ほとんど抵抗しなかった。
「リンこそ、大丈夫なのか?」
「...A leaving behind moonlit night tine Ⅳ
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「―え」
思わず、言葉に詰まる。何故なら彼も、全く同じことを考えていたからだ。
姉の表情は固い。こちらを見ず、彼女は問うた。
「レン・・・これまでのあたし達って、まるで”ヘンゼルとグレーテル”見たいだったじゃない?」
―リンも気付いていたか
複雑な心境のまま、彼は首肯する。
「ああ。だけど、俺達はき...A leaving behind moonlit night tine Ⅲ
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どのくらい、待ったろうか。
「中々来ないね~、お菓子食べれるトコ」
「・・・今日は来ないんじゃね?」
「え~!?おなか空いたよ~・・・」
落ち込む姉を横目で見、彼は思う、己の推測を言うべきか。
”父さんと母さんは、仕事を捨てたんじゃないか?”
けど、結局彼が口にしたのは、
「夜も遅いし、父さんも母さ...A leaving behind moonlit night tine Ⅱ
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「母さん、ねえ母さん」
子どもは、リンは楽しげに問うた。
「この森の奥には、何があるの?」
「とっても、楽しい場所よ」
にこやかに答える、緑の髪の長い、女。
「じゃ、じゃあ、お菓子もあるかな?大好きなお菓子も、い~っぱい食べられる?」
「ええ、今日は特別よ」
「ほんと!?わぁい!!!」
無邪気に喜ぶ...A leaving behind moonlit night tine Ⅰ
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お母さんの元へ 返してあげなさい
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例えば夕暮れ
真っ赤な西日が差し込む
誰もいない教室でぼくらは語り合った
例えば雨
静かな雨音を聞きながら
ぼくらは並んで歩いたね
例えば雪
初雪に浮かれたぼくらは
暗くなるまで遊んでいた
さいごに君が笑ったのはいつだっただろう...永遠を誓いたい、誓えない
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(ほぼ)初描き初音さん
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わたしから全てを奪ったあなた。これ以上、何を求めるというの?
わたしにはもう、何一つ残ってやしないのに。
あなたが一欠片も残さずに、盗っていったくせに。
そのくせあなたは、わたしを跪かせるのね。
「大好き」って、行って欲しいの?「愛してる」って、誓いがいるの?
逆らうことは許されない。ああ、自由さえ...あなたに奪うことはできない