創月キルヤストの投稿作品一覧
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そっと寄り添う雪の雫
優しい手で慰めて
それは光 そして
希望だった
悪い夢の残滓は消えない
白の世界 震える幼子
最後の幽光すら壊して
黒の影が奪い去る
時を重ね 巡り遇った
貴方に光与えよう...幽光ガランサス(lyrics)
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幽光ガランサス(inst)
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森で見かけた雪幻の魔女
まるで雪の姫のよう
冷たい声と憂いを帯びた目
淡い恋心 抱いていたのだろうか
あの彼女の顔が忘れられない
ある日の夜 義母(はは)は言う
「此処に長居しすぎた」と
また住処(いえ)を探す 其れは別れ意味する
この翼がなければ…!
──有翼人の末裔である少年は、孤独な魔女と少し...蒼翼恋慕譚(lyrics)
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蒼翼恋慕譚(inst)
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さよなら 共に生きた日々
今生の別れではないけれど
新たに迎えた家族は
私を宝物のように愛した
蒼い空も高さも知っていた
今は自由に 飛びづらく
籠の中の鳥は 言う通りに囀る
真の意味を 汲み取れずに生きて
其れが私に出来ること
皆の幸福 願ってた...或る幸福の在処(lyrics)
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或る幸福の在処(inst)
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深閑とした漆黒の杜
終わりの見えない虚無の果て──
救いは要らない
嘗ての故郷(もり)に背向け 堕ちてゆく
夕影沈み 宵闇の覚醒
浮かぶ 青褪めた月
青年の咎は 永遠に赦されず
朽ちた墓標 焼けた瓦礫
霞む視界
刹那 捉えたのは...Violate…(lyrics)
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Violate…(inst)
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夜空に描く泡沫の旋律
生まれた澄は弾けて消える
心傷(きず)を抱いた夢見がちな青年
蒼の音が優しく包む
陰鬱な夜 岩礁の上
届かぬ思慕(おもい)
水鏡が照らす月影を裂けば
長い夜は明けるのだろうか
優しい声 無垢な瞳
あなたは此処で微笑んでいて...蒼溟テスタメント(lyrics)
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蒼溟テスタメント(inst)
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封じられた禁忌の箱が開いて
目覚めし懐中時計(クロノルナ)
錆びた真鍮 片割れの姿なく
映るのは人の子の真剣な眼
朔月の闇夜 黒の聖域
刹那の契り交わす
戻らぬ覚悟があるのならば
お前の望み 応えよう
いざ 時渡りの旅へ
時空の片道切符 帰りは知らず...刻ノ月-Chrono luna-(lyrics)
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刻ノ月-Chrono luna-(inst)
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──平穏な日々は、唐突に崩れて。
とある村の片隅に慎ましく暮らす
双子の姉弟“トキ”と“ソラ”がいた
ある日のこと 職場に行った弟が
日が落ちても帰宅することはなかった
心配する姉に突如響いた
「汝の捜物は東にあるだろう」
聞こえた謎の声に戸惑う
気のせいだと思い 他の手段探した
だけれど手がかりは...時を捜す旅の空(lyrics)
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時を捜す旅の空(inst)
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差し出す手を取る白い鳥
あの瞬間(とき)を悔やむべきか?
風音止まぬ 見知らぬ森
傷付き彷徨う白鴉(はくあ)
行く宛てなく途方に暮れる
そんな時 一人の少女と出会う
『こっちにおいでよ』と笑いながら
身体抱えてその場を去る
傷は深く 暫し屋敷(うち)へ留まる
あの子と過ごす 穏やかな日々...孤独のホワイトクロウ(lyrics)
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孤独のホワイトクロウ(inst)
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果てしない天空(そら)の先
まだ見ぬ伝説
僕等は試されている
幾万の屍越え
故郷と別れ告げて
終わりなき旅路へと
決して悔いはない
いつかの約束に誓って
壊された友情 取り戻したい
素直になれず臆病な心...Amanecer(lyrics)
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Amanecer(inst)
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蒼溟に響く 人魚の歌は
奇跡起こし 選ばれし者へ
伝わってく
青年が焦がす 甘い夢を
いつか叶えたくて
幾千里 探し求めた
誰も知らない物語たちを
語り出せば 刹那の幻
創りましょう
刻まれた月の十字架 掲げ...日月デカディメント(lyrics)
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日月デカディメント(inst)
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秋が見つめた情景
去りし後も色褪せず
されど我が目はあの日から
濁ったままで
君が創る数多の物語
私は愛していた
今はもう聞こえない
試された悪意と気付けずに
迎えた末路
正直者が淘汰される世界など...去りし秋陽、決意の道-puncture a fiction-(lyrics)
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去りし秋陽、決意の道-puncture a fiction-(inst)
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『雪原に立ち尽くす孤独な少女は、いつの日か怪異と化して…』
薄明落ちて舞う灰雪
凍てつく風 深雪に臥せ
白銀の世界に囚われ 雪華と躍る
いつしか氷雪の魔力(glacies magia)宿して
辿り着く 新しき我が居場所
だけども 寂しさは拭えなくて
客を招こう 魔法(わな)を仕掛け
迷い込ませ人間(...雪幻邂逅譚(lyrics)
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雪幻邂逅譚(inst)
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『霧深い森を切り抜けた先にある古い洋館。
其所には昔、とある富豪が住んでいた。
しかし、突然姿を現した魔術師(ウォーロック)によって皆殺しにされてしまった。
──そう、僕がこの手で全てを壊したのだ。
今日も鳴り止まない死霊の声を聞き流して。』
古びた洋館に住む紫黄の美青年
かつて一族に災い齎した
恐...背徳の星十字(lyrics)
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背徳の星十字(inst)
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幽かに聞こえる森の声
心地よき風の唄 誘われて
ゆらら揺れるのは深緑の木の葉
さらら流れていく清明の河川
木陰で囀る 瑠璃色の小鳥
清夏の記憶 ふと思い出した
現在(いま)の私に癒される権利等はなくて…
僅かに聞こえた森の音
懐かしき風の詩 帰りたいよ
ふらり立ち寄った 癒し(すくい)が欲しくて...風癒の森へ(lyrics)
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風癒の森へ(inst)
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遠い日旅立った 君を想う
その間私が家を守ると心に決めた
小さなこの小屋 何もないが
二人過ごした かけがえのない大切な記憶
ある時 君は
「叶えたい夢がある」と言った
ならば何でもするよ
「いつか二人で旅に出よう」
君の笑顔が眩しくて
だけど期待に応えられるのか...徒夢~Odotan sinua(lyrics)
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徒夢~Odotan sinua(inst)