響葉の投稿作品一覧
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小さなこの部屋と
世界を繋ぐ窓を
大嫌いな雨が打つ
神様に棄てられた人
遠い昔の夢を抱きしめた物語
絵本の中で生きれたら
幸せになれるの?
暗い暗い視界の先で
ひとつひとつ変わる風景
何も怖くなんてないでしょう?...Moony Fairy Story
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Give me your sound and show me your color.
My heart is leaping up.
So please take my hand, let's sing forever drawing the new world.
大きく背伸びして
見上げた青空の雲...ハートビートミュージック
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悪癖の銀砂に
揺れ動く天秤
裸足で逃げ出した
行方知れずの正義感
逃げ道なんて探したって
右も左も先は同じ
“So it's time to make amends.”
浮かぶ罪科の海へと
“How far is it to your heaven?”
沈むヒトを嗤いましょうか...業の秤
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くすんだmidnight
月明かりの誘う道
見つめたsilly knight
叶わぬ夢が舞う
曇ったmy sight
華やぎは遠い世界
それでもIt's my fight
浮かぶ雲を睨む
窓ガラスの向こう
微笑む君が...ロマンチック・アブダクター
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今日も一人泣いていたの
誰も居ない部屋の隅で
〝いっそ全部消えてしまえ〟
零れ落ちた息が染み込む
アルバムを捲れば
きっと何も変わらない
弱虫な私がそこにいる
もういらないよ
何度も繰り返してる
掠れた言葉の響き...弱虫プラグイン
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冷たい雨が打ち付ける窓
映る瞳見つめ
こじつけの愛 手放す誓い
自由という翼
触れ合う手のひらの
空虚な繋がりでも
あたしの足枷を
取り払える気がした
ねえ踊りましょう、夜が明けるまで
纏ったドレスを翻して...仮面舞踏会の夜に
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甘い香り 風に流れてふわり
君が笑う 私のすぐ隣で
繋ぐ右手 上昇してく温度
交わす言葉 心乱すトキメキ
見つめる瞳 ぶつかる視線は
いつも私のコンパス狂わす
君の笑顔に惹かれてく私
どうかこの手がずっと離れないように…
いつだって恋してるの
他の誰よりも君に...桃花香
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日の光浴びて 君と背中合わせ
淡い桃色の道 走り抜けてく
どんな時だって 君と隣り合わせ
いつの間にか私の「当たり前」だった
君が一緒じゃないなんて想像できない
そんなこと思うなんて
どうかしてるのかな?
咲き誇る桜へと手を伸ばしてみる
儚い姿をこの目に焼き付けて
青空の下で 君と向かい合わせ...Fleurs rose
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「むかしむかし、あるところに…」
小さな部屋に優しい声が響く。
淡い桃色に包まれた部屋の中心に据えられたベッドの上で、少女が目を輝かせていた。
その視線は母が持つ絵本に釘付けで、腕に抱えられた熊のぬいぐるみが大きく傾いている。
ページが捲られる度に、少女は小さく声を上げた。
開け放した真っ黒...No title
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沈んでく日が照らす寄り添う背中
なんとなく立ち止まってた帰り道
一人きり見上げた茜色の空
昔のこと思い出して苦笑い
あの日の二人が いつかの想いが
浮かんだ茜雲に映る
忘れていたこと 憧れてたこと
君の笑顔に答えを見つけられた
だからずっと近くで君を見てたくて
いつでも追いかけてた...茜雲
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また錆び付いたこの檻の中から
遠く手を伸ばす夢を見てた
揺れる炎に儚げに映って
もう時のない君が崩れ出す
今、くすんだ過去の
幻想壊して
貼り付いた悪夢を引き剥がしたいの
まだ隠したままの想いがあるから
その手は放さない
強く強く握って...Grasp
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急速回転 躱せないスピードで
キミを連れてく このお話を越えて
ドラマチックな 一時のシンデレラ
奇跡みたいな 魔法を見せてあげる
ほら、ハマってしまったキミは
二度とやめられない
見つめる瞳の奥 煌めくティアラに
隠せないキミの夢 映り込む影
12時繰り返し 響いた鐘の音
結末には連...Galaxy cluster
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流れ出す甘い音楽
この胸を掻き回すの
静まらない鼓動
止められない感情
夜空に重ねてく
一人で待ってるから
今すぐ傍に来て
今夜は眠らないわ
貴方に会えるまで
夢の中 眠り姫へと...(仮)Philoyou
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1人きりには慣れてると思ってた
そう、君がいたときは
だけど本当は苦しくて
寂しさをずっと押し隠してる
いつの間にか君を好きになってた
叶わないと知りながら
それでも、捨てられなくて
いつまでもずっと
君の横で笑っていられる
そんな日が続くことはないと...Cry by good bye
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か細い声が
零れては消えてく
最後の願いをのせ
浮かび上がる水泡(みなわ)が弾けた
暗い底から
貴方の影を見てた
積もる愛しさに
全て捨ててしまっても良い気がした
声と引き換えに与えられた
突き刺さるような痛みにも耐え...DEN LILLE HAVFRUE
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いつか見た夢 遠い君の手
追いかけ
私の肩に落ちた花弁
ひとひら
ありふれた日々 塗り替えた君
いつしか
どこにでもある 恋の話に
変わっていたの
舞い散る花も 君の笑顔も
焼き付いて離れないんだ...桜→吹雪
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キミの心に続くドアの
鍵見つけたくて
色んな角度から
探し回っているの
見渡した空は
雲一つない青い世界
隠し場所も
見つからないくらい
ああ
止められないほどの...where is your...
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僕を呼ぶ君の声が聞こえたんだ
輝くその瞳(め)が映す想いの色
遠い『いつか』だけ信じている君が
とても眩しくて 僕はただ笑った
君が望んだからこの場所に
生まれてきた
僕は光なくす時まで
いつでも君のそばにいるよ
遠く続く道 たとえつまづいても
君は変わらずに歩き続けるかな...追夢
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ゆらゆらゆりかご揺れて
一人の夜は今日で終わりを告げる
君は僕の首にマフラーをかけ 微笑む
冷たい世界のなか
僕らは惹き合うように
この場所で出逢う
全てを今
塗り替えるような幸せも、
奇跡なんてものは
信じることさえ忘れてたのに...子猫のソワロ
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新しい世界を探して
踏み出した 踏切の向こう側へ
退屈すぎる毎日なんて
変えたいの 自分の手で
本当に欲しいものなんて
簡単に手に入らなくて
だけどまだ譲れない想いが
私を突き動かすの
考えて生きていくだけじゃ
つまらない世界だから...Change My World
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もっと近くで
誰より君の笑顔を見ていたい
そんな願いを
持っていていいですか?
繋ぎ合わせた二人の
手のひらから一粒
転がり落ちた想いの欠片が
道の上跳ねる
太陽を反射して
眩しすぎるくらいに輝いた...beside you
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[A]
微かな草の音(ね)
白い兎は月を語る
「あそこに仲間がいるのです」
見上げて一つ呟いた
[A2]
僅かに水の音(ね)
井戸の蛙は海を望む
「ここよりずっと広いのです」
見上げて一つ呟いた...ほんのちょっとの勇気と愛
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叫んだ言葉は 空に呑まれ消えてく
遠巻きに見てたころと変わらずに
錆びついた鎖 押し付けられる痛み
無くした勇気(つばさ)は何処へ行ったのか
歩く誰もが知らぬ振りをする
出してここから早く…
「願えば叶う」誰かの嘘
嘲笑う心に沈んでいく
冷たく響くその声に負ける前に
今解き放って...Fly away
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止まった時計の針 想いは変わらずに
夢へと続く道を 伝って落ちていく
言葉は途切れて 届ける術を無くす
閉じ込められた 想いだけでは飛べない
知らないままで 良かったのにどうして
もうここに貴方はいない
消える祈り
「さよなら」雨に流し 記憶は繰り返す
何度も伝えて だけどまだ遠すぎて
それでもきっ...again...
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幼い日の記憶
浮かべばいつも
嫌になるほど輝いてるけど
見えないフリをした
届かないと決め付け
棄てた
でも今はわかる
世界中にはずっと
夢が描かれてる
物語があるの...夢追人