Neunの投稿作品一覧
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【A】
アスファルトの隙間から伸びる草にも
きっとその全てに 僕の知らない名前があって
誰かに愛でられるでもなく ただひたすら生きている
【B】
澄んだ瞳を持つ君の 歩む道に恥じないように
精一杯、貫いてみよう いつか枯れる運命を
【サビ】
まだ名前の無い旋律に ありふれた僕の声をのせて
誰かの中で...Nameless Sound
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【A】
瞼を開けたら 無彩色の部屋
君を失った 透き通る世界
【B】
巡る記憶はただ美しく
溢れる想いで満たしてく
【サビ】
零れ落ちた涙で作られた檻
いつまでも僕をここに縛る
ひとり、上手く呼吸が出来ないのなら...clear cage
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【A】
僕はどこにいるの?
ここにいるのは抜け殻で
何のためにいるの?
きっと誰かの身代わりで
【B】
空に溶けゆく雲のように
誰にも見つけられないまま
さよなら、なんて
【サビ】...nobody
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【A】
月の影が差し込む夜は 君に会いに行く
長い階段跳ね下りて ダッシュ
いつも通り窓辺の君は 少し呆れ顔
そんな急いで来なくてもいいよ
【B】
少しでも長く居たいの だって君が
太陽が昇る前には帰りなさい
なんて言うから
【サビ】...月兎
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【A】
月明かりに佇む 揺れる私の影
失った光を 抱き締めている
【B】
約束を今 彼岸花に契り
映すその瞳に 紅を灯す
【サビ】
たとえ涙流しても 二度と振り返らないと
誓う言葉さえ闇に 溶けて消えゆくだけで
愛しいあの人の声を 求め彷徨い続ける...紅
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【A】
誰かが囁いた「おやすみ」
二度と目覚めないでね、って
溺れた振りをした楽園
いつもここを望んでいたの
【B】
僕以外を拒絶して 生きていける世界なら
限りのある幸せも ひとつだって要らないのに
【サビ】
願っても願っても朝は来るから...慟哭
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【A】
から、から、下駄を鳴らして 何処まで逃げるの?
終わりなんて無いの 分かっているでしょう
ほら、ほら、追い掛けられる 闇への誘い
これが罰だなんて 不思議なほど甘美
【B】
あなたを失った事故 いいえ、わたしが殺したの
わたしがあなたを愛した証だから
【サビ】
こんなに痛いと叫んで こんなに...empty shell
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【A】
「どうしよう」って悩む僕に
「どうもしなくていいんじゃない?」って
投げやりみたいな言葉でも
実は全力の肯定文
【B】
刻まれるえくぼとか 細くなる目元とか
ひまわりみたいな笑顔 明るくなれるね
【サビ】
I love your smile ますます好きになる君を...Love your Smile
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【サビ】
この歌にタイトルは無いんだ たぶん要らないんだ
キミが好き、って想い それだけ それだけでいいんだ
【A】
例えば 冬の陽だまりが優しくて
スキップする足を止められないような
はぁっと白くなる窓が嬉しくて
思わずハートとか描いてしまうような
【B】
一足早く頭の中に春が来たみたい...「no title」
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【A】
夢に破れて空は泣く
モノクロさえも押し流す
寒い、寒いって震えるから
抱き締めたいと願ったんだ
【B】
鼓膜を震わす声に、目覚め
光が零れ落ちてきた
君と僕との間だけ
【サビ】...Brilliant rain
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【A】
冷たい世界 紡いだ結晶
零れ落ちてゆく一粒を
誰も掴めない、なら
どんな風に舞ってみようか
【B】
例えば、触れられない六華の中
震え、紛れて漂う僕を
誰も掬ってはくれないから
【サビ】...氷雪
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【A】
明日は 見えない
独りの 月影
ゆっくり 辿って
流れて いけたら
【B】
沈む 光
触れた ままで
【サビ】
I pray 君が居た...pray
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【A】
「どこまでも柔らかな世界だね」
君がどこかで呟くから
「もう少し泣くかと思ったよ」
僕もひとりで笑った
【B】
いつだって優しくて
いつだって穏やかで
今も?
その笑顔、繋げなかったけど...Lacrimosa
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【A】
ずっと前から知ってたこと
僕に居場所は無いんだって
無神経な音たちが
僕の呼吸を奪ってゆく
【B】
ねぇ、誰だっていい なんだっていい
耳を塞いでくれませんか?
何にも知らないままでいい
【サビ】...キライキライアー
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【A】
「はじめまして」は幼くて
手を繋いで、連れてって
きっとどこかに王子様
僕を待っているんでしょう?
【B】
灰かぶりでも構わない
だって僕には太陽がいる
どんなに暗い夜だって
君の笑顔で照らしてくれる...Cinderella Smile
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【A】
曇天の空に沈む
僕はいつもひとり
穏やかな絶望
もう、夢なんて見なくていいの
【B】
誰も捜しに来ないで
僕にはここしかないから
怯えるだけで限界で
逃げることもままならないよ...青灰
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【A】
平穏を張り付けて 長い長い暗闇
「終わらないで」 願いは届かない
盲目を押し付けて 巡る巡る太陽
「また来たのか」 言葉に意味は無い
【B】
遠い月が歪んでゆく 彼方に、もう見えない
僕が残る世界の端 光が飲み込んでゆく
【サビ】
誰も彼も空も白くて...インソムニア
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【A】
当たり前のこと言わないで 僕には敵が多いって?
味方になりたいポイントが 全くもってないものね
他人とは違うその持論 気持ち良さげに語っても
話の前提忘れてる 気付いてないの?お粗末様
楽しみなはずのカラオケが 憂鬱なんて誰の所為?
ストレス発散したいのに 逆に溜まるわ、ありえない
「君を愛...DA☆MA☆RE
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【A】
たとえ話はお嫌いですか?
僕の世界を侵す人
暗い牢屋に閉じ込められた
姫を救ってみませんか?
現実的に言い換えましょう
僕の世界を壊す人
生きる希望を失くした者に
手を差し伸べてみませんか?
【B】...ユア シールド
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【A】
ぽつり、零れた呟きは
誰にも拾われないままで
意味を無くした文字だけが
静かに画面に浮かんでた
それがなんだか気の毒で
鏡の向こうの僕みたい
映る虚像は見ない振り
一斉に削除してあげた
【B】...isolation ward
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【A】
桜は散るから美しいらしい
ならば咲いてる桜は綺麗じゃないの?
散った花弁に目を遣るどころか
むしろコンクリよろしく踏み付けてゆく
【B】
誰かを懸命に飾り立て
用が済んだら捨てられて
蜥蜴のしっぽより儚いね
僕は綺麗じゃないけれど...誰が為に桜は散る
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【A】
そんなに思い詰めることないよ
悩みすぎるとハゲちゃうよ?
他人(ひと)と比較したって ほら、きっと
自分以上にはなれないんだから
最初は上手くできる人なんて
あんまり居ないんじゃないの?
むしろ役立たずなら良い方で
足手まといとか当たり前でしょう
【B】...マイペース・ライフ
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【A】
有り触れた日常なんてどこにも無い
愛しいとも思わないけれど
僕が生きられない世界なら要らない
全部全部 滅ぼしてみせる
【B】
大切なものは自分自身 それだけだった、はず
美しいものを見つけたのは 枯れゆく空の下
【サビ】
欲しいなら所有 不要なら処分...ENTER?
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【A】
外に出たいと 思う僕に
歩けないのに? 誰かが言った
恋がしたいと 願う僕に
叶わないのに? 自分で告げた
【B】
誰も皆 僕を哀れむ
世界一不幸だなんて
誰にも決めさせない
【サビ】...Let me shout
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【A】
昨日の夢は何だったっけ
哀しい場面を見た気がするけど
昨日の敵は誰だったっけ
それともみんな仲間になったのかな
【B】
ぐるぐる 覗く 心中 ガラス張り
気のない 呼吸 ゴミ箱 スカベンジ、する?
【サビ】
もうそうやって 馬鹿にして 笑ってるけど...忘想ステップ
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【A】
見上げる空の 向こうの世界
キミがいる世界
無邪気なキミの ふわふわ揺れる
髪の色、遠い
【B】
寂しいなんて 恥ずかしい呪文
素直に言える 術もない、だけど
【サビ】
会いに行くこと 決めたんだ...the Eternal
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【A】
零れた声を拾い上げて
ただし音はもう戻らない
壁のこちらも向こう側も
僕は存在してないようだ
霞んだ視界塗り潰して
いつか色が奪われるまで
壁一面のラクガキモノ
誰が存在示したつもり
【B】...当事者と傍観者の境界
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【A】
くるくる咲かす 幼い表情(かお)
優しい言葉 疑うほど
寂しさ消して 微笑むから
もう少しだけ 手を繋いで
【B】
紫の雨 軌跡を残して
突き刺す痛み ただ綺麗なまま
【サビ】
ずっと一緒にいられない...恋蝶蘭
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【A】
カーテン貫く 陽射しに起こされ
まだ眠い瞼 そっと押し上げる
【B】
僕が見てたいのは 夢より君だから
はらり、すり抜けて 頬にかかる髪が
少しこそばゆいかな
【サビ】
ハローハロー 夢の中の君
今日はどんな夢を見ているの...SunDay
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【A】
君のことは嫌いじゃないよ むしろ好きな時もある
面倒くさいマラソンとか 肌荒れひどい冬場とか
【B】
だけど彼を思い出すから やっぱり好きにはなれないな
彼と別れたあの時も こんな風に降ってたね
【サビ】
寂しさを募らせて 僕に孤独教えるの
悲しい思い出なら全部 君が流してくれたらいいのに
...雨
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