Treueの投稿作品一覧
-
幕の下りた舞台に立ち
君の名前 呼んでみても
返ってはこない台詞
もう君の声も忘れそうだよ…
幼い頃は 簡単に永久を願ってたけど
君が戻らぬ この世界を思えば
永く続かない命さえ 救いのよう
目を離さないで この惨めなボクから
いつでもその世界に連れて行けるように...追憶
-
君は 前より濃いマニキュアで
指先染めるさよならを隠した
いつからだろう
僕はその手を握れなくなっていた
雨上がり 窓を開けた
涙も出ない現実の中
世界だけが泣いたんだろう
路肩に停まった車の陰に
ポツンと出来た水溜り...Dear my blue
-
連れてって 連れていって
ここから
還りたい 還りたいの
ここから
まるで鳥籠 風もなくて
華は薫らず 誰もいない
護られて 囲われて 涙は止んだけれど
気がつけば空は遠く 唄も忘れた…
連れてって 連れていって...籠の鳥
-
アタシはcall girl
あなた専用の限定品(スペシャル)
鏡の前で唇染めてる
あのコもcall girl?
あなたの為の特注品(オーダー)
真白い顔で本音を隠した
同じオトコを好きになった
同じ顔した二人のオンナ
鏡越しに睨み合う 今夜も修羅場...
アタシは笑う...鏡迷 -キョウメイ-
-
I'm LUCIFER 堕ちぶれた天使
I'm LUCIFER 血染めの羽背負う
I'm LUCIFER 鎌を振りかざして
荒野を渡る
地を這う音に 呼び起こされて
見渡す地上は 死と闇のEden
都会の音に 溺れかけて
掴んだ指さえ切り捨てられて…
紅い涙だけ 妙に
温かくてRealで...LUCIFER
-
もう聞こえない My voices
本当はずっと前から気づいてた
あなたに掛けた願い 諦めてしまった事を
何かを失くして 歩くのを止めた私と
遠くを求めて 立ち止まれないあなた
BOY, only 夢をくれた 眩しいくらい
ごめんね 届かなかった現実
BOY, more 傍にいたい 永遠でも 『でも...BOY
-
2 Time nightの入口で
キミとあなた 見比べる
2 Time nightは
寂しさで着飾った女が開くドア
薄暗いライトの下
置かれただけのカウンター
涙の数だけボトルは増えてく
皮張りのメニュー
書き込むペン先 湿らす溜息
…あなたを想う...2 Time night
-
降り積もるのは、雪? …砂。
永い時間掛けて
舞い踊るのは、風… 声?
閉ざされてく
音の届かない場所
まるで海
波さえもない深みに私、いるの?
悲しい。
何がこんなに私の泳ぎを妨げる
苦しい。...mermaid
-
(As you like my boy, show me, tell me, push! Up&down)
(Do you like it? My boy. Put me up, put me down, pull! Up&down)
熱帯びる真夜中 外は吐息さえ凍る冬のコト
「退屈はしないでしょ...熱体夜 -NETTAIYA-
-
【既祈】
寂びれたような教会のステンドグラス
どこか、哀しいね
鎮めたくて 祈っている
もう この心(ほのお)が誰も傷付けませんようにと...
Ah 時は何の核(core)さえ無くても廻る
止める為に どれほどの人が泣いただろう
君の背中に夢を積んで ずっと描いたのが
2人を別つ 羽...既祈 -キセキ-
-
目を開けて見る夢がいい
眩しいモノを追いかけたい
可不可なんて どうせ
考えても意味がない
生き繋ぐだけ そんな毎日を
当たり前のように繰り返してる
首に巻いた 鮮やかな"鎖"は
少しずつ重く 絞まっていく
この手に護れる想いもなかった頃
幼い背中の俺には それでも何かがあった...Kafka
-
目を開けて初めに見る
誰もいない部屋の景色 um...
1日はとても長くて
でもこんなにもアッサリと終わる
今ドコにいますか
どんな顔してますか
私のこと、どれだけ思い出しますか?
繰り返し鳴らすメールは私の叫び
孤独に潰れないための必死の足掻き
"忘れないで..." いつの間にか...メール
-
空の端を染めてく朝焼けに
身を寄せ合い 怯える二人
「過去」という足枷
陽に照らされるから
空にそっと消えてく紫の煙
やがて 言葉も止んで
「どこまで行っても
未来は見えないなら…」
枯れ木を組み 枝を掻き集め
優しいあなた そこへ飾ろう...MURDER
-
Be careful MASQUERADE
目の前のその笑顔に
Be careful MASQUERADE
私の狂気も隠すわ
Be careful MASQUERADE
お誘いがかかる度に
Be careful MASQUERADE
涼しげなこの銀食器(シルバー)に
ねぇ 今夜飲み干...MASQUERADE
-
【SEASONS】
ヒラヒラ降りる花の雨に重なる
君の影 今も届きそうで…
近すぎて見えないもの
それがとても愛しいこと
気付けない私は幼くて
君ばかり困らせた
「ごめんね」と寂しそうな
君の顔を見上げるたび
胸を刺す何かが切なくて...SEASONS
- 1
2