青宮

僕らは選ばれし　オオゾラの一軍
アラユルものを　超えていける
耳を　おおっても
隠れていても
旅立つ時が　やってくる
こわくても
不安でも　それが
しかるべき 日だから
くもの波　かきわけて
行こう　どこまでも...

星は瞬き 雪はさざめく
いのりは 宇宙（そら）に
おサイ銭
「一年過ぎるの
早いね …」
君は　マフラー　
直してくれたよ
ごめんね
ありがとう
他にも たくさんある...

風を待つの　月かくし
ほほ　撫でる　微熱
ビロードの　夜に埋もれ
肌で知る　ひみつ
こころは　また
居場所 さがす
小さな　ジルコニア
あなた　訪ねて　あるく
記憶の跡を　抱いて　　
すきなのに　すきと...

始まらない
恋のままでいたなら
こんなに切なく
終わる事もないのに
慰めの言葉　
ベールに隠せば
あの日の夜の
嘘のように聴こえるの
あなたからのメロディ
もう鳴る事はないけど...

物語はいつでも　雪の季節に始まるの
街は駆け足で　流れ星のようにキラキラ
こぼれ落ちる　カケラはオーナメント　
赤いブーツで　小さく鈴つけて
白いボアのマフラー　踊りだしたくなるの
このまま　ふわふわマカロンみたいに
お店に並んでいたい
どうして簡単に恋しちゃうのかな
いつもの好みじゃないのに
でも...

君の慰問から　すべてが始まる
四角い空を丸く見たいと
甘えてしまったから
翡翠のWallに　何度も爪を立て
夜ごと　逃げ場を探してるよ　
僕の呼称　02- ×××××
いつだって　もっと上手くやれるよ　
あいつよりは　かなり
そんな自信が仇になり　
遠く深く　迷い抱え落ちていく...

象牙の肌に　今、聞き耳立ててるの　動かないで
渇いた　こころの音を　知っていたみたいよ
優しい唇でそう　探して私のいいところ
ドレスを　すぐ脱ぎ　いつもより喘いじゃう　　　　　
教えましょうね　最後は
捨てた愛の数も忘れ　踏みつけて壊された　　　
殺しちゃうから　
何から何まで愛はRaffaello...

貴方の　触れるもの
全てに 限りがある事
いつも教えていたはず　
この胸の　癒えない痛み　
私だけのせいにし 傷つけ　
そっと　そっと　雨は落ち　
雨はつなぐ　朝と夜を
もう　もう　消えていいの
私だけを　雨はつなぐ　
時代を　変えることが...

つき放しても 追いかけてきた　
小さなバレリーナ
振り返れば　ずっとそこに
たたずんでいた筈なのに
涙も　迷いも　僕が　　
いつも片付けていたけど　
もう　必要ないほどに 高く
蒼い少年と　蝶のステップ　踏んだ
un・　duex・　trois　　
ジョミニの戦略で　...

小指に結ぶ　絹の糸
貴方（あなた）に繋がる　瑠璃の色
別れの言葉は　月影（つきかげ）に
揺れるススキの　穂と散りぬ
たとえ　時代を違（たが）えても
私を探して　そばにきて　抱きしめて
二人が禁じた　扉のむこうを
幾世紀と　恋人たちが　歩くように
あの月の　リルに　そっと　鍵を置く
みつけて　永久（と...