タグ「鏡音リン」のついた投稿作品一覧(16)
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すたっと歩いてったんだ
アメもムシも御馳走様なのさ
ふらっと追ってみたんだ
ネコもクルマも罪は無いのさ
歩道橋だったり
屋上だったりする
とにかく高いところへ 飛んで行きたいのだ
ほら自由落下
O2よりかN2の抵抗 受けて
六畳間だって支配できない...フ ユ ウ カ ン
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goodbye, my silent.
and once again, you.
傷だらけの手で触れていたい
凍りつく世界に 君と二人
いつか温度を失っても、永遠。
声は言った『縋(すが)りなさい』
役立たず 僕の心臓を劈(つんざ)いている
氷柱(つらら)が溶け出すようだった
肢はもう 重く濡れきっ...0.01ベテルギウス
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A1そう なんたって、こんなもん
買い被るのがお好きなのです
裏切られる前に 裏切るのが定石でしょう?
A2まあ 損だって。だってさあ
心臓透かされ 捻じ曲がったら
気持ち“雨ノチ洪水” 溺死したから
B1どうして日常と普遍に
罫線 隔離されちゃってるノカ?
S1ヤァヤァ
見えないの 剥...ビロウ◆ライフ
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私が生きていたあとに
ここにある70億と余剰が
全て召されてしまって
それでもまだ柔らかい
花は咲いてしまうのだろう
かえして
私の生を
僕らの声を
君の鼓動を
皆の明日を...ノウン
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チスタ
ちょっといいかな 君の靴 川に落としたよ
チスタ
ねえこっち来て 三回まわって『にゃん』って言え
チスタ
お前 ばかだな 黙って下見てうつむいて
チスタ
ほらやってみな 僕のことずっと嫌いだ ろ う?
ハーメルン ハーメルン
君は 可愛い のろまの 鼠だから...チスタ
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A1 色めく七色街を抜け
雲河(うんが)を虹の橋で渡る先
咲耶(さくや)の火鼠 追回す
A2 東風(こち)吹く 頬を切る如く
清(さや)かな瞳は四海を見切る
泡のような空へ飛込めば
B1 雨に濡れた魚の群れが 羽を広げて飛んでいく
S1 金煌(きんきら)楼閣 手を振る天女
滑り滑...七色天海大社祭
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きみ
ぼく
うみ
はな
いたみ
つらい
もしも
みんな
えん
なみ...ショート・メイル
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c1 ありがとう
それが最後。
君の方が苦しかったのに
僕にビスケットをくれた。
A1 初めまして
そんなのもう覚えてない。
気が付けば
一緒に居た 過ごしてた。
A2 居場所とか
そんな違いは気にもならない。...迷子のチョコレート
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A1 声が聞こえてくる
鳴き声が呑まれていく
気持ちいいまんま
暗い壁へ吸い込まれたい
B1 頭痛も嘔気も猫の餌
音をあげて 口へ運んでいく
s1 ヤミヤミ 美味しい噂
心血注いで死んじゃいなよ
闇 闇 真っ黒クロスオーバー
君の目は光っているんだね...ヤミヤミ
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A1 歩く 道が一つ
馬鹿みたいに交わらない
進んでは 後悔するの?
ねえ気付いてるの?
A2 吐いた 滓(おり)は臭い
臭いがこびりついていた
溺れれば 水に流せる?
汚泥の底から 手を。
B1 どんなに 声をあげても
君は 振り返ることもないままだ。...奇体と化膿性
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A1 例え君を見失って
不安に侵される夜で
片脚を無くしても
走り出せる
B1 それで何処まで往けるの?
その脚は本当に君の脚なの?
俄かヒラリ閃いた刺突が
『其れ』を突き抜けるのだ
S1 その翅で
高く飛んで行ける...エーデルシュタイン
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『許される明日 在るならば
止まれない 私は歩こう』
いつか おおきな 星 おちた
ほのお つつんで 星 もえた
すでに れきしは とじられた
もはや らくえん ありません
さいご のこった 命 あった
けれど もうじき ぜんめつで
くうき ふるえる 空 のした
しずか かすかな ...終焉のかがり
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こんな狭い世界で
僕は アイか ナイか
どちらに属するのか
わからないまま 本を閉じた
針小棒大 無量大数
それだけの『対』が『双』
二極化と はじかれた
グレーゾーンのフィールド
僕はなんなの?
アレでも コレでも ナイ。...絶対天秤
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はいはいオハヨー!
みなさん今日もお元気で…
みんなしってる
みんなしらない
きがついたら ほら
もうはじまってるゲェム
ルールはカンタン
"わらうこと!"
ともだちも せんせいも
みんな さんか しています...レッヒェルンシュピール
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奇怪だったのか
機構だったのか
心臓は拍を
呼吸は歌を
少女は夢を
少年は意志を
深海の轍を
境界の骸を
絶対の令は
形態の列を...キル
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ドナーを待つ。
ドナーを待つ。
ぼくはドナーを待っている。
僕の心臓は弱い。
僕の筋肉は弱い。
僕の骨は弱い。
僕の声は弱い。
また血を流す。
また血を流す。
ドナーを待つ。...warten.