思いついたら書く 適当に
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悲しみの雨が降る
夜になっても 止むことなく
静かにただ 降り続け
僕の心を 濡らす
暖かい日の 柔らな光
僕の目には 少し 痛くて
寒い日の 冷たい風が
僕の頬 撫でて 消える
どうか届いて 心の声
届かないなら 僕を 壊して...【君思い君想う】
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彷徨う風の中 現れたのは
死神
細い小道 誰もいない建物
散らかるごみ箱の中身
あちこちの壁に ついているは
何かで切ったような 深いえぐりキズ
逃げる私は 何も持たず
裸足のまま 訳も分からず駆けている
あの子がいない あの子がいない
探しても 探しても...【サガシモノ】
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零れ落ちた たくさんの破片
きらきら光って 舞い散るように流れてく
あふれ出した 言葉たちは
破片が突き刺さる前に
静かに消え去ってく
夜道をフラフラを歩いて
何もない空き地にたどり着く
光る何かを見つけ
手にとっては 眺めてた
上に持ち上げ かざしてみれば...【記憶ノ断片】
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崩壊した壁をぶち抜き
見つけたのは光の線
壁にぶち当たり 立ち止まる世界
振り返っても 道が見えるわけでもなく
闇が広がるだけ
だったら壊してしまえ
頭に浮かんだその言葉
目の前の壁に殴りかかり 壊してく
痛い 血がでる
でも 考えてなどいられやしない...【壁の向こう】
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止まることを知らない涙が
あふれては 水たまりを作っていき
あちこちに 転々と涙のしるしが
それでも私の目は 腫れることなく
赤くなることもなく
ただただ涙を流していくだけだった
枯れることなく 涙はいつまでも
流れ続けた
いつしか涙は止まり
私は眠りにつく...【ルイ】
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壊れ始めたからくり人形に手を振って
『おやすみなさい』と『バイバイ』を
静かな夜更けの 雨中の月
雲が出ているわけでもないのに
雨は降り
雨が降っているのに
月は出て
不思議と変なおかしな夜
『旅に出るんだ』
つぶやいた君は 街中飛び回る変な子...【からくり人形】
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苦しいよ 泣きたいよ
声が枯れるまで 叫びたい
何かを 失っては
闇に紛れてみたり
モノを 壊しては
虚無におそわれる
何かをしなくちゃいけない
なんて考えても
結局体は動かないし
涙が流れるだけ...【表現~叫びと涙~】
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君はいつも 遠く見てた
僕がそばにいたとしても
僕がそこに いることに
全く気づいてないようで
悲しさよりも 寂しさ増した
『おーい!』
と呼んではみるけれど
全く聞こえてないようで
君はどんどん先へ行く
追いかけてはみるけれど...【追いかけっこ】
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喚き散らした言葉がコダマする
なにをやってもうまく行かなくて
涙がでるほど悔しくて
やりたくもないのに
人に八つ当たり
最低だと思うけど
どこにぶつけていいのかすら
わからなくて
誰かを傷つける
言葉で攻撃...【逃避】
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不安な衝動に駆られ続け
闇雲に生きて
何も見えてない自分
わかってはいたけれど
どうすることも出来ないから
闇雲に生きるしかなかったの
どこかへ逃げたい
そんなこと毎日考え
でも 逃げれない自分が居て
気付いたら...【仮面貴女】
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忘れていたい
ずっと願っていた
だってアナタが嫌いなの
まとわりつく影
忍び寄る気配
そんなの私からしたら
全てお見通しよ
だって嫌いなアナタだから
近付きたくないし
関わりたくないから...【嫌い】
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最悪的な破壊衝動
大事なモノすべて壊し
あたりに散らばる
原型のないモノたち
ガラスの破片が散らばって
機械の部品が転がって
千切り破いた紙屑の残骸
何もかもをすべて壊し
何もかもをすべて無に返す
それでもオサマラナイ...【破壊衝動】
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壊したくてたまらない
モノにぶつかり
傷つけていく
散らばる破片に目もくれず
タダ目に映るモノ壊す
蹴り飛ばしては
ゴミが飛び散り
殴り飛ばしては
拳が苦しい
それでも壊すことを...【崩壊物理心】
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花風花輪花冠
風にのって何処いくの
輪を作ってどうするの
冠にして誰に渡すの
花風花輪花冠
ひらひら舞うよ花びらが
大きく大きく輪が舞うよ
飛んだ冠舞うように
花風花輪花冠
花びら風で散っていく...【花風花輪花冠】
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青白く光る月
闇夜に映るは
幻想世界
舞いオドル蝶と共に
湖の上でオドリましょう
右へ左へゆらゆらと
左へ右へひらひらと
高く舞い飛んで
オドリましょう
青白い月の下で...【幻想世界】
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山道カンカラカラしゃんしゃ
ザクザクざくざくカラしゃんしゃ
風が囁く
地が唸る
カンカラカンカラ
カラしゃんしゃ
あっちの道は
霧がこい
こっちの道は霞だらけ
カンカラカンカラ...カンカラカンカラカラしゃんしゃ