雨の音 遠く響いて
天窓を大きく開けた
太陽は 私の近く
雲が光り始めている

あの遥かな灰色の
野原まで降りしきる透明

今からは 私の世界
色が跳ねて 翼に変わって
手を伸ばせば 空気も軽やか
風が吹いている


雨の粒 小さくなって
天窓を閉めて出掛けよう
歌声は 私のものね
猫が毛繕いしている

あの静かな水色は
割れた空 映した水たまり

今はまだ 誰も知らない
急いで行こう 美しい所
路傍の花 露の宝石を
落とさないように


そう 今だけは 私の世界
彩られた 雨の贈り物
野原の上 架かる七色に
「虹」という名前

描いたのは その一瞬

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

雨の贈り物【応募用】

9KI様の「歌詞募集Ⅳ【初音ミク】」の曲への応募用に歌詞を書かせていただきました。
こちらへ→http://piapro.jp/t/3z1H




2011/12/21 残念ながら採用には至りませんでした。貴重な経験と出逢いを下さった9KI様、有難う御座いました。

閲覧数:224

投稿日:2011/10/16 15:32:00

文字数:278文字

カテゴリ:歌詞

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