赦し方忘れた顔してる
言い訳が思いつかないって
ずっと不器用なままだった
私を呆れ笑いさせるくらい
キレイな鎖集めて繋いで
自分の心に巻き付けてる
懺悔にもならないって知って
触れたらもう火傷しちゃいそう
もういいんだよって
気にしないでって何度も
でも届かないんだ
言葉が通じないのかな
おそろいの優しい呪い
自分だけ抜け駆けなんて許さない
恨めしそうな目で見るくらいなら
この手を取ってごらんよ
あやし方忘れたフリしてる
子守歌思い浮かばないって
ずっと不自由な嘘だった
私に泣き笑いさせるくらい
キレイなピアス集めてまとめて
自分の涙に溶け込ませてる
慚愧にも堪えないって言って
撫でたら今にも泣いちゃいそう
もう居ていいんだって
逃げ出さないでって何度も
でも感じないんだ
痛みが通じないのかな
そっくりの苦しい未来
自分だけ犠牲になんて許さない
狂おしそうな目で見るくらいなら
この手を取って握って
覚えたての足音を無視してる
口笛で呼んでいるのに聞かずに
張り裂けそうな程の心拍数
私が縫い直してあげようか?
言葉のないかくれんぼ暗闇で
そばに居続けてたって知らない
体温で見つけても意味がなくて
こぼれた雫で鬼さんこちら
なかったことにしようって言う
君の笑顔が寂しすぎたんだよ
それを見た私の笑い声はもっと
世界が終わるような残響だった
刻み方忘れて気にもせず
歪んだ時計の針手に取って
ずっと無慈悲でいたかった
私の罪を数えさせるくらい
キレイな泥を集めて沈めて
自分の祈りを炙り出してる
ゾンビにも似てるねって食って
動けばただれて消えちゃいそう
もうこれでよかったって
諦めて終わろって何度も
でも信じないんだ
思考が腐ってるのかな
醜くて悔やんだ世界
自分だけ蔓延るなんて許さない
愛おしそうな目で見るくらいなら
この手を取って早く!
そろそろ上下が分からない頃
青空の海と星空の山
頑なな神話は偽りを癒やし
喉を抜ける風が便りを契る
光が届かないのは深海だから?
それとも視神経の誤謬?
古い習わしを丸めて飲み込んで
狂ったように笑えば良いよ
そこに私がいると気付いたのなら
そこに君がいる
後ろに見える明日のいつか
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