夏への扉

天国か地獄か
ターミナルに佇む

この先余所見注意
「ビッグ・ブラザーはあなたを」
月の裏側のテレスクリーン

タイムマシンから
信号を受け取った
「一方通行」
通り抜け禁止のサインだった

微睡の
茹だる旧日の昼下がり
太陽に灼かれて

夏への扉を開いて
新しい光を掴むんだ
溢れるほどの未来から

雲のように 独りぼっちの
君を連れたなら
どんなに乾いた空色であろうと
羽ばたいてゆける

この先はいつかの夏に続いてる
そう信じている

ひとつの冴えたやりかた
閃きさえあればいい
時計仕掛けの蝉は夢を見た

崩れていく
人造人間の欠片
拾い集めて
さあ

懐かしい扉を開いて
新しい光を探すんだ
慄えるほどの未来から

手を繋いで風を待って
チャンスを奪い取ってやれ
ぼくらの終端をショートさせ
奇跡を起こす

この先はいつか夢見た
鮮やかな空に続いてる
夏に続いてる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夏への扉

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投稿日:2022/08/28 16:32:08

文字数:393文字

カテゴリ:歌詞

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