【村から一番近い街へ】



旅立ち見送られ村を背に歩き出す
街道までの道は見慣れてて思い出より未来
十字路横から荷馬車の群れ賑わう行進



荷馬車から声を掛けられ恐る恐る挨拶
目的地が同じなら街まで乗せてくれる親切な人々



ガタゴト揺れる荷馬車の上で
新たな出会いに話し掛けられる
ほとんど質問しかされてないけれど
不思議と嬉しい恥ずかしいけれど



揺られて街に着き感謝して違う道
確かめながら地図を一つずつ宿屋を見上げてる
人混み苦手でぶつかるけど互いに謝る



泊まる宿 何処も満席 次も次も渋滞
内から外 群れが波みたいに気力削がれ野宿とか浮かんだ



再会果たす荷馬車の人と
お祭り準備で街が急かされて
普段はこんなに五月蠅くはないらしい
人混み掴まれ一度来た宿へ



一時的でも宿確保 自分よりも喜んでくれている
ありがとう本当にありがとう



観光調査 友達できた
働く場所とか早く探したい
何とか自分に出来る事探したい
半人前でも役に立ってみせる


<ひらがな仕様>


【むらから いちばん ちかい まちへ】



たびだち みおく られ むらを せに あるき だす
かいどう までの みちは みなれ てて おもいで より みらい
じゅう じろ よこ から にばしゃ の むれ にぎわう こうしん



にばしゃ から こえを かけられ おそる おそる あいさつ
もくてき ちが おなじ なら まち まで のせて くれる しんせつ な ひと びと



がた ごと ゆれる にばしゃ の うえで
あらたな であい に はなし かけ られる
ほとんど しつもん しか されて ない けれど
ふしぎと うれしい はずか しい けれど



ゆられて まちに つき かんしゃ して ちがう みち
たしかめ ながら ちずを ひとつ ずつ やどやを みあ げてる
ひと ごみ にが てで  ぶつか る けど たがいに あやまる



とまる やど どこも まんせき つぎも つぎも じゅうたい
うちから そと むれが なみ みた いに きりょく そがれ のじゅくとか うか んだ



さい かい はたす にばしゃ の ひとと
おまつり じゅんび で まちが せか されて
ふだんは こんなに うる さくは ない らしい
ひとごみ つかまれ いちど きた やどへ



いちじ てき でも やど かくほ じぶん よりも よろ こんで くれて いる
ありが とう ほん とうに ありが とう



かん こう ちょうさ ともだ ち できた
はたらく ばしょと か はやく さが したい
なんとか じぶんに でき ること さが したい
はんにん まえでも やくに たって みせる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

村から一番近い街へ 【曲募集中】【物語作詞】

※【2016作詞道100連撃】【003連撃目作品】※

物語を考えた上で歌詞を書いてみました。
正式タイトルは【村から一番近い街へ ~水使いの修行旅行記~】です。
ただし、歌詞の中で水使いの表現がないため表面上は省いています。

曲を付けて頂けると喜びます。
よろしくお願い致します。

閲覧数:291

投稿日:2016/01/16 16:21:35

文字数:1,167文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました