愛を知らない大人には
とっておきの言葉が沁みかねる
欲しがり屋の僕は　そう
まるで卸したてのシリカゲル

お互いの「なりたい」に
難癖付け合ってはヘソ曲げる
たとえばそんな争いに
終止符を打つのは野暮なこと

透明な襟を立てて気取る
おしゃべりしたいのに　一歩引いて　(どうして向き合えない)
構ってほしいってアピールみたいだ
面倒臭い奴でしょ？

距離を置いたのはどっちが先？
近付けない　近付けない
もしも　白い眼で見られたらどうか？
耐え切れない　耐え切れない

下手なm'aider

人気者にあやかり　口角を上げても目が怖い
自然な笑顔が朗らかな
誰にも似てない　きみになりたい

然りげの無いサイン　応えて余韻
中継にも入れやしないんだ (応答の無い日々よ)
こんなんじゃダメと気付いてはいても
どうすりゃいいのかしら　

距離を置いたのはどっちが先？
近付きたい　近付けない
もしも　知らんとこで嗤われてたら？
耐え切れない　耐え切れない

下手なm'aider

きみみたいになんてなれないことくらい　理解は出来ているんだ
ただ　きみが笑っているのを見ると
灰色の視界が真っ赤になる

もしも助けをね　呼んだとして
スペリングのミスに気付かない
どうしてみたら　伝わるの
学んでおくから　助けてよ

願い事　一つ　叶えばいい
「近付きたい」　だけでいい
もしも　きみの傍で笑えたのなら
この上ない幸せだろう

きみの隣で笑えたい
waitin' forな日々にサヨナラを
ほんの一歩だけ傍へ