「エンドロール」
作詞:ななかみ
目を閉じ続けて 眠れないまま 秒針が響く音
隙間だらだらと 漏れる液が シーツを汚す
体は床に沈み込み 脳は煩く責め立てる
ねぇ そこの君 息してるかい?
泥が詰まったような 顔をしてるね
まあ 話しなよ 聞いてあげるよ
知らぬ人の方が気楽 ねぇ そうでしょ?
うんうん そうだね 馬鹿みたいだね
一人で勝手に 傷だらけだね
目立たず真面目に生きてきたのに
人並みにすら なれないね
周りの優れた凡人共が
高い高い崖から見下ろす
もがいたとして空気も吸えぬ
当たり前と普通が遠いね
ねぇ? 笑いなよ 汚いね
鼻と涙に塗れて ぐちゃぐちゃの顔で
ただ 這うだけの 虫にも劣る
君を 誰が 求めるだろう?
好きな筈のことも 出来ないまま
興味すら消え失せて
何も食べてないのに 腹も空かず 虚な瞳
過去のミスを刻み込み 息吸うたびに罪を得る
ねぇ そこの君 意志はあるかい?
脳が腐ったような 顔をしてるね
まあ 話しなよ 聞いてあげるよ
他に頼る人もない ねぇ そうでしょ?
うんうん そうだね 馬鹿みたいだね
やること成すこと 裏目に出るね
自尊心の棘生やした盾は
朽ち果てて 役立たないね
周りのあらゆる人間共が
酷い 酷い 奴だと 指さす
幸せ欲しいと嘆いた君は
その言葉ももう呟けないね
ねぇ? 笑いなよ 最期くらい
鼻も涙も乾いた ぐちゃぐちゃの顔で
朝日が無慈悲に 昇る前に
君も 夜と 共に沈もう
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