「幸せだよ」と伝えずに
好きと伝える事もできず
君が選んださよならを
どうして引きとめられるだろう...

「本当はずっと・・・」なんて意味ないよ
言葉にしなくちゃいけなかった
君がずっと伝えてた「好きだよ」を
口の中で何度も繰り返した

君と過ごした日々を想いながら
去りゆく背をずっと見つめてた
「行かないで」の一言も私は
伝えることが出来なかった

良い事も悪い事も
私にぶつけてくれていた
そんな君の「さよなら」は
「今まで本当にありがとう」

最後のさいごまで優しかった
君を困らせたくはなかった
でもこみ上げてくる何かが邪魔で
笑顔で頷く事しか出来なかった

君と過ごした日々を想いながら
2人で歩いた道を帰る
「ありがとう」のたった一言も
伝えれなくてごめんね

思い出だけがずっと綺麗なまま
君の姿をここに残している
優しかった君の眼差しは
もう二度と私を映さない

君と過ごした日々を想いながら
少しずつ夕陽が滲んでいく
君と過ごす最後のその時も
素直になれなくてごめんね