こんにちはー! 皆のアイドル、カイト兄さんだよ!
……うん、まぁ気にしないでね。
雪りんごが「兄さん言って!」ってお願いしてきたから言ってるだけだから。
今日は【原曲者に謝れ】のハズなのに、今度やる予定の「リンちゃんなう!」でのインタビューをしてほしいんだって。
雪りんごがやればいいのねー。
一応僕、それに出る予定だし。
まぁ、さっさとインタビューして仕事終わらせようっと。
めーちゃんとデートもしたいしね。
【リンちゃんなう!】リンちゃんについてのインタビュー!←【原曲者に謝れ】
──ということで、ミクの部屋にやってきたよ!
『この、無礼者!』
おぉ、早速やってるねー。
『──あ、間違えちゃった。「ちゃんと手元にもネギジュースがあるからね!」だった』
『ミクちゃんはうっかりさんですねぇ。さ、もう一回やりましょう?』
『うん!』
『『ちゃんと手元にもネギ(マグロ)ジュースがあるからね!』』
「…………」
どこをどう間違えたらそんな台詞になるんだろう……
ミクは少し天然なところがあるけど、そこがカワイイからいっか!(←シスコン)
あとルカちゃんも一緒に練習してたんだ……
まぁ、原曲は歌ってるのこの二人だもんね。
僕はミクの部屋のドアをノックした。
「ミクー、ルカちゃん、僕だけど入っていい?」
『あ、お兄ちゃん! いいよー』
『カイトさんどうぞ』
僕は二人から承諾を得て、ドアを開けた。
「やあ。ミク、ルカちゃん頑張ってるね」
僕がそう言うと、ミクが笑顔で意気込んだ。
「もちろん! リンちゃん、レン君の次に私たちが重要な役割だもん! ね、ルカちゃん!」
「はい! 失敗しないように、二人でもう特訓してるんですよ!」
「……でも、実は台本あんまり出来てないけどね……」
「お兄ちゃん、それ言っちゃダメだよ……」
「そうですよ、カイトさん……。それはある意味禁句です……」
「うん、まぁ、そうだけど……」
何故か、場に気まずい雰囲気が漂ってしまった。
……僕のせい?
どうしようと思ったそのとき、ドアからまた誰かが入ってきた。(しかもノックなし)
しかもその人物は、僕が大好きな人だった。
「めーちゃん!?」
「あら、カイトいたのって……あぁ、そっか、【原曲者に謝れ】でインタビューだったっけ」
「うん、そうだよ」
「……お姉ちゃん、ここ私の部屋……」
「私、ノックメンドくさいのよね」
「メイコさんらしいです」
ノックメンドくさいだなんて……めーちゃんらしいね! でもそんなところも好きだよ!
「そういえばルカ」
「なんでしょうかメイコさん」
「グミから聞いたんだけど、またがくぽが引き籠ったんだって」
「えー、そうなんですか!?」
「あんた絶対がくぽになんかしたでしょ」
「うーん……襲ったぐらいしか覚えがありませんねー」
「いや、絶対それでしょ!? ルカ、あんたがくぽを襲いすぎよ!?」
「がくぽさんが可愛くて、つい……///」
「照れるところじゃないわよ!!」
がっくん、ホント襲われやすい体質してるなー。
っていうかルカの「Sの人の涙目見るのが好きなドS」ってところもアレか。
がっくんは、ただたんにツイてなかっただけだよね。
ま、がっくんもルカのことは好きだしいいよね。うん。
「そういえばお姉ちゃんは何しに来たの?」
すっかり空気になってたけど(それは僕も同じだけど)、ミクがめーちゃんに訊いた。
確かに、めーちゃんは何しに来たんだろう?
めーちゃんは頭も右手で掻きながら答えた。
「あー、私もミクたちと一緒に練習しようかなーって」
「ホント!? じゃあそれじゃあ一緒に練習しよう!」
「やりましょう! 練習は大勢でやったほうがいいですし!」
「ありがとう」
そう言って三人で練習し始めた……あれ? 何で僕ここに来たんだっけ?
「──でも、確かめーちゃんまだ台詞ないんj……ちょっ! 待ってめーちゃん! 怖いよ!?」
「この馬鹿……! このままじゃ雪りんごが痛い目で見られるでしょ!? だから嘘の台詞言ってでも練習してなきゃいけないのよ!!」
「え、まさかの雪りんご守るため!?」
「そうよ、それでもっと私の出番増やしてもらうのよ!」
「──しかも狙いそっち!?」
まさしく確信犯だ!
「あ、皆どうしたの、集まったりなんかしてて……」
「りんご! ……あと、ノック……」
「あぁ、ごめん。私、自分の家ではノックしないからさー」
[今度 は 雪りんご が 登場した !▼]
[しかも ノックなし だ !▼]
[雪りんご は どこか 嬉しそう に 言った!▼]
「リンレンいないけどまぁいっか……ねぇ見て皆! 予告もどきを作ってみたんだ!」
「え、予告もどきって何」
「まあまあ。とりあえず、そのまま下にgoしてくださーい」
まさかの雪りんごが登場しました。
っていうか軽くスルーされた気がする。
気のせい? 気のせいだよね。うん。
とりあえずそのままカーソル(……っていうんだっけ?)を下にしてくださーい。
***********************************
もうすぐ、あの神曲「リンちゃんなう!」が一年を経とうとしていた……
そして雪りんごが書いた「リンちゃんなう!」の自己解釈、
「リンちゃんは誰にも渡さない!←」と
「続・リンちゃんは誰にも渡さない!←」がめでたく注目入りを果たした為、
雪りんごがお礼に何か書きたいという……
こ と で!
続きを書くことに決定しましたー!
ドンドンパフパフ!
今回の語りはレン君!
クリプトンズで送る、(恐らく)雪りんご今年度最後の作品!
リン厨のリン厨によるリン厨のための「リンちゃんなう!」ご期待ください!
********************
「レンッ……!」
──これは、一人の少年の、小さな恋のお話。──
「今度こそ、あのときの恨みを……」
「はらさなくちゃ、ねぇ……?」
──そしてその恋を叶える為の、熱き戦いのお話。──
「アンタには負けられないわ。リンちゃん厨の名にかけて」
──少年は、絶望の中で必死にもがいていた。──
「別に、僕は構わないよ? レン君たちがどうなろうとも。でも……」
──ホントは、この恋が叶うはずがないのだから。──
──だって、少年は……。──
──自分の双子の姉に、恋をしてしまったのだから。──
「あのねーレンー、リンねー、おおきくなったら、カイトにいのおよねさんになるんだー!」
──決して、叶ワナイ……。──
「──俺は、それでもリンのことが好きなんだよ!」
「ごめん……好きすぎて、つい……」
「ねぇ……返事してよ、レンッ……!」
「レン、私、ホントは──」
嫌ダヨ、聞キタクナイ。
「レン」ッテ言葉シカ、聞キタクナイ……!
「──リンは、誰にも渡さねェ!!」
──12月27日、ロードショー
***********************************
「──いや、何めっちゃ『台本出来てんだ』感を醸し出してんの!? 実際台本の台詞が4個しかなかったよ!!」
「いや、それはなんとなく雰囲気的につけてみましたー」
「絶対上の中で書かれないもの出るよね!?」
「出るわね、雪りんごだから」
「まぁ、出なかったら出なかったで、『あぁ、この台詞は難しかったんだなー』ってことで……」
「『難しかった』って、何が?」
「ミク、きっとそれは『雪りんごがどれだけ無謀で馬鹿か』ということについてよ」
「なるほどー」
「雪りんごらしいですね」
「……皆、酷い」
雪りんごがなんか暗いオーラが出てきたよ。
いや、あんなもの作ってる暇あったら、ちゃんと書きなさいっていうだけでね……
……あれ、そういえば僕、何しに来たんだっけ?
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ご意見・ご感想
Turndog~ターンドッグ~
ご意見・ご感想
ど う し て こ う な っ た!!wwwwwwww
兄さん、あんたインタビューと言うよりただのナレーターだよね?
ねぇミク!?それアレn…リリアンヌのセリフだよね!?
当人のモデルがいないからって何使ってんのwww
そしてカイト、めーちゃんなうをリンちゃんなうの場でやんないの!w
ルカさんもがっくん襲わないの!ほらここに私がいるかr(黙れ真正の変態
ナ、ナンダッテー!!
続編だと!?
なぜか知らんがカッコよく見える予告編だな!!
そしてかっこいいのに…かっこいいのに……!
最後の一行で笑いがこみあげてくるのは…なぜだっ!!?wwwwwww
受験終わったら多分見れる余裕はあるはz……え?遅い?
2012/12/08 16:30:45
雪りんご*イン率低下
私も ど う し て こ う な っ た!!wwwwwww
「兄さん)いやー、めーちゃんがカワイくてつい仕事を忘れちゃったんだー」
ミクちゃん曰く、「なんでかわかんないけどその台詞が出てきた」とのことですww
私はめーちゃん厨です。めーちゃんなう! めーちゃんなう! めーちゃんめーちゃn(ry←
まさかの襲われてもらうパターンですか!?wwwww
ソ、ソウナノダー!!←
続編です!
カッコよくですか!? 私はとりあえず(笑)で溢れさせようと……(((
ふっ……ちゃんとその日にロードショー(←)できるか不安です(ぇ
受験って確か2、3月www
それでも私は待ってます!!(黙
2012/12/09 10:37:17