私の心の中に浮かんでいた
小さな温もり達を集めて
小箱に入れて鍵かけて
脳髄の底なし沼に沈めてみた
冷たくなった私の態度に
皆が「変わった」と言うけれど
有るんだよ有るんだよ箱の中
鍵はどこに行ったんだろうね
私の心の内に潜んでいた
小さな優しさ達を集めて
ギュッと縮めて缶詰にして
心臓の泥沼の中に落としてみた
愛想無くなった私の言葉に
皆が「変わった」と言うけれど
有るんだよ有るんだよ缶の中
缶切りは誰か持ってっちゃった
私の心の底に溜まってた
小さな安らぎ達を集めて
ボンベに詰めて溶接して
記憶の水底に投げ込んでみた
不安におののく私の姿に
皆が「変わった」と言うけれど
有るんだよ有るんだよ海の底
その場所はどこか忘れちゃった
「なんで無いの?」って不思議そうに
「どこにあるの?」って首を傾げて
「それは変だよ?」って上から目線で
「治ると良いね?」って何様のつもり
何も持っていないと何も無い人で
何か持ってないと人では無くなる
どこかに置いてきただけの人でも
どこかに忘れてきただけの人でも
有ったんだよ
持ってたんだよ
さっきまでそこに
嘘じゃないんだって
荷物が軽くなった分だけ
動きやすくてちょうど良い
足取りも少し軽くなって
スキップなんかも出来たりする
とびきり冷たい表情でね
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