0.届かない君の手は 今何処にあるのかな?
  分からない それでもさ 言うよ We are hero !

1.

  「この指止まれ」で集まった仲間の中で
  俺だけ異色だと何故誰も気付かない?
  気にしすぎなのか? いやそれは違う!
  最初から分かっていた・・・・君は僕の『家族』だから!

  2つあった欠片の片方は当たりで もう片方は当然ハズレで
  どうやら俺が手にした欠片はもう見るからに当たりでは
  ないのだからハズレで 良いのだろう?
サビ
  ――それでも!
  We are hero ! 手を取り合って 力合わせて 前に進めば
  We are hero ! こんな『ハズレ』の俺でも役に立てるだろ?
  We are hero ! どうかしたの? そう俺が聞いたのは
  木の上で 怯える 小さな 子猫でした♪

2.

  「君には失望したよ」と言った友達の
  後を追いかけるのは はたして間違いかな?
  誰も気付かない・・・・君が君じゃなくなっているの
  最初から知っていた――のはたった1人俺だけなのか?

  2本あった道の片方は簡単で もう一方は当然難関で
  どうやら俺が選んだ道はもう見るからに簡単では
  ないのだから難関で良いのだろう?
サビ
  ――だけれど!
  We are hero ! 真っ直ぐ進む みんなと一緒に一歩ずつ
  We are hero ! それなら『ハズレ』の俺にも何か出来そうだろ
  We are hero ! どうにかするさ! そう言う俺の目の前には
  丘の下で 群れている たくさんの enemy

  ムチャだろ? こんな事頼まれるような役だったかな 俺は?
  これは
  無理難題? 荒唐無稽? 出来るわけ無い!
  『諦めるな!』
  誰かがそう言った・・・・?

3.
サビ
  We are hero ! あぁ これが幻聴ってやつなのか?
  We are hero ! でもハッキリとした声だ
  We are hero ! まだ『君』がそこにいるのかな
  ――だったら やるしか ないじゃ ないか!

4.
サビ(2)
  ――だからさ!
  We are hero ! 一騎当千 体現ってやつ? しようじゃないの
  We are hero ! しょぼくれたって進めやしない そうだろう?
  We are hero ! 『君』なら俺を叱るのかな・・・・
  ――でも 最後くらい君よりずっと派手に散らせてくれよ!

D お前だけじゃない 『俺達』がヒーロー・・・・だっただろ?

5.

  ――これは 自分の事を『脇役』なんて偽って
  最後にやっと『ヒーロー』になれた少年の
  とても短い? とても長い? 曖昧な物語♪

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

We are hero!

 前回投稿したMy hero!の続き、または同時進行形の歌詞です。
 pixivにて同様の歌詞を掲載しています。

 1人の勇者とその仲間達は、ある日勇者の提案で悪者を倒す旅へ出る事に!
 その仲間の1人である少年は、勇者の『家族』でありながら、勇者より劣る能しか持っていなかった。別段それに不満は無いものの、勇者の足手纏いになる事には不安があった。
 そんな不安と戦う日々、少年はふと勇者の様子がおかしい事に気付く。
 それがキッカケで勇者とその仲間達がバラバラに別れ、少年は勇者の元から去った。それがはたして良い事なのか? 悪い事なのか? それは少年に分かる事ではない。しかし、勇者の元に残った唯一の仲間である少女が、何処と無く『おかしい』とは思った。
 ・・・・勇者から離れてしばらく経ったある日、少年は『悪』となった少女との決戦――ではなく、その決戦の場へ敵を一歩も近付けないようにする大役を与えられました。千、万を越える大軍勢に対して、たった一人で戦う少年・・・・。いくら倒してもきりの無い戦いに、少年がくじけそうになってしまいます。
 ところが、少年の耳に「諦めるな」という声が・・・・かつての勇者の声が届く。
 その声が聞こえると、少年はもう一度立ち上がります。
 そして、彼は本当の意味で、死ぬ気の、最後の攻撃を敵へ放つのです。
 ・・・・。
 これは、そんな、最後の最後になって、やっと『ヒーロー』という者の事を知った少年の物語です。

上記も某サイトにて掲載されています。
ただし、お完全にオリジナルですのであしからず。 

閲覧数:85

投稿日:2015/08/25 15:05:39

文字数:1,175文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました