<intro>
『初めまして、こんにちは。
僕の名前は忘れました。
管に命を繋げられた
不器用な人です。
恐れ入りますが僕の命
ほんのしばらくの間でですが
半分こだけ君にお渡しします。』





<A>
嘘と嘘の追いかけっこ
誰が一体、最後に勝つかな?
ドキュメンタリー映画でも始めるの?
勝ったり 負けたり ずるしたり 泣きべそ掻いたり
意地が悪いよ、この世界




<A'>
恋とコップは似てるんだよ
急に熱が冷めたら割れる
生きるか死ぬかの瀬戸際は
頬を 伝った 涙さえ 水面張力で
溢れはしないのさ、悲しいね



<B>
近すぎても 遠すぎても
心を過ぎる人の波
僕の左の この心臓が
右胸の鼓動を 探してた





<A'>
僕と君を結びつけた
偽の心臓が音を立てる
所詮機械の癖にさ
「生きろよ 死ぬなよ 頑張れよ 諦めるなよ」ってさ
目覚まし時計のほうがましだ




<B>
涙しても 苦しくても
ほんとの自分が好きなんだ
ありったけの愛を 胸に詰めて
今すぐに逃げ出したいよ



<サビ>
傷つけるのが怖いから
自分だけを傷つけてさ
ねぇ、えらいでしょ?
ねぇ、えらいでしょ?
ねぇ、えらいでしょ?
嘘吐くのが悪いなら
自分はもういらないでしょ?
そうなんでしょ?
そうなんでしょ?
そう言ってよ・・・




<C>
愛されたいなら愛せばいい
何も考えず この胸に手を当ててみたんだよ
繋ぎとめられるだけの命なんだけど
声にならない声かこだまして
息をする



<サビ>
脈を打つたび、願うのさ
幸せに次はなろう
ねぇ、いいでしょ?
ねぇ、ねぇ?
いいでしょ?
できれば神様、
細長い管がいつの日か
赤い糸に変えてください...





<outre>
『初めまして、こんにちは。
僕の名前はペースメーカー。
君の命をつなぐための
拙い機械です。
恐れ入りますがあなた様の
余計な事かもしれませんが
右胸に“愛”を刻みます。』

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【GUMI】ペースメーカー【オリジナル曲】

ペースメーカーがもし人間の生まれ変わりだとしたら、を題材としたものです。

閲覧数:409

投稿日:2013/12/28 12:42:34

文字数:830文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました