最近あいつ―――
リンの態度がおかしい。
俺が話しかけると 困ったような顔をして
ドコかへ行っちまう。
俺、嫌われたのか?
リンに何かしたか?俺は。
そういえば最近
リンはミクオと一緒にいるよな…。
あいつら、いっつも楽しそうに笑ってて…
まるで、付き合ってるみたいだ。
もしかしたら
あいつら、付き合ってるのかな…。
辛い、辛すぎるよ…。
ん?
辛い?
そんなワケない。
リンのコトなんて…リンのコトなんて…。
――――俺……リンが好きかもしれない。
「ン…レン…レンったらっ!」
ミクに頭を ぽこん と殴られ、我に返った。
そうだ
ミクとパフェを食べにきてたんだ、忘れてた(ヲイ
ミクのねぎパフェが臭い…。
「っ…痛ってぇな…何すんだよっ」
「気持ち悪いのよ、あんた。」
な、なんだよ。
いきなり、人のこと 気持ち悪い呼ばわりして。
「さっきから、険しい顔をしたかと思ったら、泣きそうな顔して、その後は恋する乙女みたいに赤面して…。
ホントにキモいっ!」
それは確かに気持ち悪い。うん。
だからって、何回も言わなくてもいいじゃねーか。
「どうせ、リンちゃんのコト考えてたんでしょ?」
ず…図星っ……///
「な、なんだよ、悪いかよっ…///」
「別にぃ~。可愛いww」
ねぎをぽりぽり齧りながら、ミクはそう言った。
「っ…るっせぇ…///」
真っ赤になった、レンの顔をみてミクは
「ふふふ」と笑った。
なんだよ…。
「レンはさぁ…好き?」
パフェを食べるレンの手が止まった。
はぁ?
「別に、ミクは友達だし…」
「そうじゃなくて、リンちゃんをよっ。」
俺の中で、リンは特別だ。
確かに、リンのコトを好きかもしれない…。
でも、ホントに好きかは わからない。
俺…俺がわからない。
レンの気持ちを見据え、ミクは口を開いた。
「じゃあ、質問かえるね。
リンちゃんとクオが一緒にいるのは、どう思う?」
辛い。その言葉しか浮かばない。
「そっかぁ。リンちゃん…好きなんだぁ。」
?
俺…そんなこと…。
「顔に出てんのよ。顔に。
ホントに単純なんだから あんたのコトなんてお見通しなんだから。」
マジかよ。
ミク、恐るべしだ。
そういやぁ、ミクは…
「何よ。じーっとこっち見つめて。」
気付いたら俺は、ミクの顔を見つめてたらしい。
「キモい…、気持ち悪いのよあんた。」
何回俺のこと、気持ち悪いって言えば気が済むんだ。
「…。」
「何か言いたいことあるんでしょ?」
「…ミクはさぁ、クオ 好き?」
言っちまったぁぁぁぁ。
まぁ、こっちの弱み 握られたわけだし
いいか。
「好きだよ。」
なんでもない、とでもいう風にさらりと答えた。
「あいつら見てて、何も思わないワケ?」
「思うよ。」
なんでこいつは こんなにさらりと…
「辛いよ。悲しいよ。
でもさ、悩んでるだけじゃダメじゃん。」
こいつの、前向きさ
俺もほしいよ。
「そうだ、いいこと思いついた…」
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