ハローこんにちはネオ人類
ここ、希望の跡地のノーフューチャー
差し当たり、何か喋ろうか?
いや、何を語ってもほら、模造品(イミテーション)
終わりの終わりが始まって、そう、僕らはまだ生きてる幽霊
やがて底をつくものばっか信じて、夢を見て、悲しんだ
ここには全てがあって、ただ新しいものはなくて
他人と同じ部品で、「特別な自分」を作って
台本通りの科白に少しアドリブを混ぜた
演劇(フィクション)のような日常、じゃあ僕らのリアルはどこだ?
皆と同じ舞台に立たないと誰も観やしないんだろ?
とうに潰えた人工灯
応答すらないUFO
不安でここにいたくなくて
歩むから僕らすれ違う
終止符みたいに泣く天使
粒子の夢が見せた幻視
手を振り見送る悲しさが
ずっと続いてるみたいだね
燈影まだらな廃工場
交信できないNPC
不安で何かに寄り添って
失い、勝手に悲しんで
送電線絡まる天使
凍土の森で死んだ兵士
終末と聞いてほっとする
そんな人間になりました
ハローこんにちはネオ人類
これ、書き割りの都市のサブカルチャー
取り敢えず、少し黙ろうか?
いや、沈黙すらも1つの主張で
「何か選ぶこと」を選ぶか
「何も選ばないこと」を選ぶか
さあ、好きな方を選んでよ、
すべてはあなたが選んだ結果だ
銘々、何かの正義のヒーロー
悪より正義が蔓延って
小さな感情移入が犇めく
蜃気楼に湧く夜光虫
予言(かねごと)、結局、虚言(そらごと)、
あの日に植えた林檎の種が芽吹く
価値があるから祀る……?
いや、祀ることで価値あるものと信じ込んだ
祝福だけあって祝福されるものはここには無かった。
中古のニューウェーブを聴いて
古いニュータウンを歩いた
なんだかみんなぼんやりと
新しいまま朽ちていくね
優しくなんてなりたくない
でも、本気で怒れるものがない
怒って変わるものもなくて
今日も諦め笑って
遠くに仄めく信号塔
高架下、巣くうUMA
誰かに求められたくて
そんな誰かを求めてる
空疎な街を濡らした雨露
静寂だけが響く行路
終末待ってたって無駄さ
神はそんな優しくないや
世界の何処かには必ず希望がまだあって
探し出せるかは君次第で
傷つきながらでも、掴み取りにいくんだ
そんな物語で溢れてて
いつの間にか理想と傷ばかりが大きくなっていた
衛星都市、罹る多幸症
交叉路で歌う敗残兵
平坦に成った戦場で
ずっと何かに手を降った
朦朧とした日々、渡って
見えない弾丸に撃たれて
それでも僕ら生きたくて
だからヘラヘラと笑ってる
僕らヘラヘラ笑っている
僕らヘラヘラ笑っている
悲しみが追いつかぬように
僕らヘラヘラと笑ってる
僕らヘラヘラ笑っている
僕らヘラヘラ笑っている
どんな小さなことだって
僕らヘラヘラと笑ってる
コメント1
関連動画0
ブクマつながり
もっと見るやあやあ、ご無沙汰!安本丹さん
のうのう洒落(しゃらく)にお過ごしですね
誰彼構わず優しいなんて案外、冷たい人ですね
ようよう、何処ぞへ?唐変木さん
いやに粧飾(めか)したお召し物ですね
正しさばっかり遮二無二追って心底、間違った人ですね
美しさに汚れてゆく耽美なこの情感
綺麗事は汚く路傍に積もる
...変梃の市~へんてこのまち~
HaTa
銀煙管から滾々と溢る
紅玉色に輝る蝶の群れ
両の翅を往復切符にし
屋上発、銀河行きに乗ろう
世界が不在のうちに汽車は百夜(ももよ)、千夜(ちよ)を駆ける
幸福だけ発明し損ねた機械の国を背に
とみに奇(あや)に悲しくてなって
たまらずにゲラゲラ笑ったよ
釦(ぼたん)ほどの大きさの人工の星
影法師、踊っ...島宇宙行旅
HaTa
セカイのパースが狂ってるみたい
近くのものには触れられず
遠くにあるものに突然、ぶつかって擦りむいたんだ
人生を棒に振ろうとは思ってないんだ
そうじゃなく、自分の幸せを自分で
定義し損ねてしまっただけ
365日が全てなにかの日であるように
作り物の特別で飽和してる
普通の日々、普通の人、普通...私は足りないでいっぱい
HaTa
貝殻に包まれて生まれ落ちた私たちは
大切に守られて、閉塞感で死んでく
"現在"だけを生きてたいな、あの泳ぐ魚のように
"過去"を生きた私はすぐさま"未来"を生きなきゃいけなくて
横になり目を瞑って、呼吸整え、意識は絶える
毎晩、ベッドの上で死の練習をしてその時を待つ
あの綺羅びやかに降る流星雨を
大...昨日をうまく生きられなかった私達はきっと明日もうまく生きられない
HaTa
さあさ、おいでませ空中楼閣、何人も十把一絡げ
下界の憂いを一時忘れて、他人、懇ろ、吹き溜まり
空の盃にゃ追い酒をさあ空の頭にゃ愛嬌を
へべれけ、不作法、のんべんだらりん、酒色漂う花街の風
どうせ死ぬ身の一踊り
嗚呼、どうにもこうにもいかないな、ここらでちょいと一休み
何でもかんでも引き連れて、大手で...空中楼閣
HaTa
「月並みの塔とイデアの月」
照らしはすれど暖めることのない
崇高な月の光をこの胸に
見上げた夕さりの空をきわやかに分かち聳える無骨の塔
下生えの蔦(つた)がひたと絡みつき、小暗い御空(みそら)に塗(まみ)れ行く
身体(からだ)と意志とを脱ぎ捨てて
未完の景色に色を塗れ
誰もがまだ見ぬイメージで
光で...月並みの塔、イデアの月
HaTa
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想
sume_red
使わせてもらいました
お借りしました
2018/03/28 19:59:12