蝉時雨 降り注ぐ 青い空 白い雲
高すぎて 届かず 笑いあった

でも いつか掴もう お互いに夢をみた
木漏れ日が やさしく 揺れて落ちる

これから何十年先の 未来の話をしては
ジャングルジムの上まで のぼって
空を仰いだね

いつの間にか 時間が過ぎ 暗くなるまで
夢中になって語り合った 楽しかったよね
一番星を見つけては 指さし 叫び
ぬるくなったラムネで 乾杯
はじけた 淡い味


ある朝 鳴った鐘 今でも覚えている
すぐには 解らず 立ち尽くした

苦しみや 寂しさ どれだけ抱えていたか
私には 見せずに 旅立っていく

七夕 結んだ短冊に 願いこめた文字を
確かめること もうできず悔しくて
涙あふれた

いつの間にか 私の方が年上になり
随分と皺が増えたでしょ 笑わないでいてね
ジャングルジム 見かけると 思い出すのは
一緒に夢みたあの空の 誓った流れ星


君の声 君の笑顔 君の強さを
永遠に忘れないように 胸に刻み込んで
いつかまた会えた時に 伝えたいんだ
あの頃 言えなかった言葉
「大好き、ありがとう」



((( ひらがな )))

せみしぐれ ふりそそぐ あおいそら しろいくも
たかすぎて とどかず わらいあった

でも いつかつかもう おたがいにゆめをみた
こもれびが やさしく ゆれておちる

これからなんじゅうねんさきの みらいのはなしをしては
じゃんぐるじむのうえまで のぼって
そらをあおいだね

いつのまにか じかんがすぎ くらくなるまで
むちゅうになってかたりあった たのしかったよね
いちばんぼしをみつけては ゆびさし さけび
ぬるくなったらむねで かんぱい
はじけた あわいあじ


あるあさ なったかね いまでもおぼえている
すぐには わからず たちつくした

くるしみや さみしさ どれだけかかえていたか
わたしには みせずに たびだっていく

たなばた むすんだたんざくに ねがいこめたもじを
たしかめること もうできずくやしくて
なみだあふれた

いつのまにか わたしのほうがとしうえになり
ずいぶんとしわがふえたでしょ わらわないでいてね
じゃんぐるじむ みかけると おもいだすのは
いっしょにゆめみたあのそらの ちかったながれぼし


きみのこえ きみのえがお きみのつよさを
えいえんにわすれないように むねにきざみこんで
いつかまたあえたときに つたえたいんだ
あのころ いえなかったことば
「だいすき、ありがとう」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夏の空(仮)

BETAcustom様の楽曲の歌詞募集に応募した作品になります。

BETAcustom様の楽曲はこちらです↓
https://piapro.jp/t/3F4Q

閲覧数:195

投稿日:2022/07/01 20:59:34

文字数:1,045文字

カテゴリ:歌詞

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