冬の涙は少しあたたかいね
そんな小さな囁きが
いつまでも胸に響く

伝う願いをそっとなぞる指の
酷くかすかな躊躇いに
気づかないふりをした

木枯らしの啜り泣く
寂しく切ない季節でした

降り注ぐ時雨は
張り詰めた弦を弾く
凍てつく冷たさを奏で
二人を包み込んでいる


恋をして縋りつく
短く愛しい時間でした

降り積もる白さは
張り詰めた銀を放つ
凍てつく心さえ解かす
冬の景色を彩って
二人を包み込んでいく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

November

霜月の二人

――――

茹だるような暑さが続きます。
現実逃避で冬の世界に一足早く踏み込んでしまいました。
少しでも涼しさ(寒さ)を感じられたら。

構成:AA´Bサビ間奏Bサビ´

閲覧数:118

投稿日:2012/08/02 23:48:24

文字数:206文字

カテゴリ:歌詞

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