【A】
「可哀想だね」って人は言う
僕にはこれが当たり前なのに
『可哀想』ってなんだろって
だから壁が出来てしまうんじゃないの?
【B】
病気した人にしかその苦しみが分からないように
僕の苦しみも僕にしかわからない
普通はそれが当たり前なんだよ
【S】
"聴こえない"ことを悔しがって
聴こえる"フリ"をする毎日
ただ信じたかったんだ
その暖かさを
【A】
「仕方ない」で済ます大人が
1番心を開いてない
『側にいる』ってなんだろって
寂しいを感じさせないのがそんなに難しい?
【B】
僕が言いたいのはそんな堅苦しい事なんかじゃなくて
ただ隣で笑っていて欲しいから
独りだと思わせたくないだけだよ
【S】
"聴こえる"とか"聴こえない"とか
そんな風に仕切りをつける
同じ人間なのに
僕もアイツも
【C】
ずっと理解して欲しいと思ってた、でも
誰も気にしない、気づかない
そんな些細なことなのに
まるで当然のことみたいに君が笑うから
【LS】
たとえやり直せると言われても
"聴こえる"世界に行けるとしても
僕はきっと今の自分を選ぶだろう
明るくて、楽しくて、
不自由無く生きられるとしても
だって君に逢えたから
僕は今がとても幸せだから
君の声
こんにちは。
今回の作品は、文乃ゆき先生が描かれた『ひだまりが聴こえる』という漫画を読んで、凄く感動したので、それを背景に書かせて頂きました。
これは難聴の男の子と健聴者の男の子のお話です。
難聴の子の悩みや壁を、元から何も無かったかのように飛び越えてくる主人公の男の子に、その子だけでなく、周りにいる大人たちも考え直させられる、そんなお話です。
気になった方は是非一度読んでみてください。
ほんとに素敵な作品です。
歌詞の一部に漫画で描かれているセリフをアレンジしたものが含まれていたりします。
作曲依頼も随時お待ちしております。
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