ロミオが言う
「どうして貴女はこうもファンタスティックなんだ」と
ジュリエットは言う
「どうせ貴方の知ったことじゃないのよ」と

ロミオが言う
「どうして貴女はこうも貪欲剥き出しなのか」と
ジュリエットが言う
「泥すすりの貴方と格が違うのよ」と

この国で言う「彦星」はね
がむしゃらに夢みて走るだけしか
脳が無いのよ
この国で言う「織姫」はね
誰よりも麗しい姿でいなきゃ
「純情」「可憐な」「花一輪」
「無垢な」「野暮を」「ご鞭撻」
言う事聞きなさい

ロマンスにただ浸る幻想ティーダ
愛狼狽えず心着飾る
関白で我儘言う妄想ディーヴァ
手篭めにかけるのは貴方の方よ

ロミオが物言う
「どうして貴女は後ろ向きでいられようか」と
ジュリエットは言う
「前向きながら踊り狂いましょうか?」と

ロミオが疲れ、
「どうして貴女の片割れでいるのでしょうか」と
ジュリエットは言う
「もう聞き飽きたのよ また勝手に彷徨いなさい」と

この国で言う「十三枚目」は
囚われクイズに積極的過ぎて
集中砲火の日々
この国で言う「十二枚目」は
バッドエンドのアクター片手間にして
「売春」「貪欲」「無頓着」
「全て」「単に」「暇つぶし」
止められない連鎖

ロマンスにただ浸る幻想ティーダ
愛狼狽えず心着飾る
関白で我儘言う妄想ディーヴァ
手篭めにかけるのは貴方の方よ

原石に手を出す貧者の様に
目が眩んだ先の煉獄を
次は誰に与えましょう?
このご時世 恋愛ゲームの主格
それは紛れもなく この「ワタシ」
「薔薇の」「化身に」「惚れた末」
「馬鹿な」「使命」「答えます」
ね? 王子様…

ロマンスを恐れない幻想ティーダ
我自惚れて花を束ねる
「非情の銘」忘れない妄想ディーヴァ
「ソウ イツデモ 愛 ニ ウエテ…」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【初音ミク&巡音ルカ】幻想ティーダと妄想ディーヴァ【オリジナル】歌詞

【「恐妻家」とはよくいったもので、いつの時代も女尊男卑の風潮は色褪せなくこれからもあるんだろーなー、おんにゃのこってこえぇぇぇええ。】
っていうだいたいそんな感じの曲、の歌詞。

■ろねり≒あろね
作詞 作曲 アレンジ ムービーエディット CV

■歌
初音ミク&巡音ルカ(Duet)

閲覧数:400

投稿日:2017/10/01 14:21:07

文字数:750文字

カテゴリ:歌詞

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