逃げ出した日 思い出して
唇噛む生涯に 笑い合った時はない
静かに燃える目は本心
夜明けの気持ち どんなもんだ?
奪われた故郷から 昇る陽は僕らのもの
取り戻せ 誇りごと
霧の無い道にきっと
救いなんてくれないんだろうな
影踏む 兵隊行進
失って何回目?
擦った(なぞった)記憶 溢れ出したって
遺された痛みは
今日の僕を守るけど
祈った未来 届かないのに
信じるだけだろう
「誰か僕らを助けてくれる」
這いつくばる 塊の
冷えきった体温に 感傷も抱かない
凍り付いた心なんて
逃げられない 決意から
後悔のレール上 荷物増える貨物車へ
飛び乗って 何千里
平和に慣れたこの身は
もう戻らないなんてことはない
進むべき方向へ 轟く
誰かの叫ぶ声も無くなって
変わらない僕は
今日も独り座り込んで泣いてる
誰もがいなくなった世界は
どんな大義のため?
教えてくれる人は もう
願った理想零れ落ちたって
「さよなら」は無いよ
彼方の陽は沈んでる
望みがもう叶わなくても
痛い悼みの声
繋いでくれるから
届けてくれるから
忘れないでくれるから
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