孤独な夜に沈んでいく
夕暮れの記憶はもう 遠く思い出せなくてさ


ざわついてた 僕の鼓動は
走る速度 鈍く変える
伸びていった 後ろの影は
足元から飲み込んで

「ほらもうあきらめなよ」
囁き呼びかけてる
この世界ふたりぼっち
現実なんてつまらない
それでも行くの?

嘆く過去に縛られてる
明日なんて希望 僕には見えなくて
乾いた心には何も響かない
幸せだった夕暮れ 帰りたいと叫んでいても


静かに凪いだ 僕の鼓動は
歩く速度 僅かに変える
縮んでいく まっくろな影
足元へと吸い込まれ

「ほらもうじゅうぶんでしょ」
必死に呼びかけてる
この世界ふたりぼっち
夢だと知っていたんだ
孤独の世界

叫ぶ現在(いま)に繋がれてる
未来なんて希望 黒で塗りつぶされて
乾いた心には何も届かない
僕が望んでいた 求めてる救いの声も


赤く染まり夕陽が照らした
手を繋いでいたふたつの影
歪んで崩れ 消えていってしまったの


啼いた過去に囚われてる
幼き日の絶望 もう二度と戻れなくて
壊れた心では何も感じない
手のひらの暖かさ もう霞み思い出せない


鎖は解けない あの日に帰れない
歪んだカケラ繋ぎ合わせ
浮かんでは消えていく モノクロな夕暮の記憶

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夕暮の記憶

ねぇ、ねぇ。どうしよう…。
大切だったのに、思い出せないんだ。
見上げた顔も、繋いだ手の暖かさも。

僕と同じ顔をしたやつが夢で言うんだ。
「あきらめなよ」って。忘れてしまえって。
忘れたくない。唯一の幸せだったあの時間を。帰りたい…。


「よわむしでごめんね…」

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投稿日:2016/07/25 14:03:17

文字数:529文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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