雨滴(あましずく)

A
始まりは明日のようだ
君と僕が出会う道標
まっすぐに突き進んでいけば
未来は変わりはしないさ
始まりは昨日のようだ
君と出会う決められた道は
ひねくれて曲がってしまえば
未来なんて進めないから
B...

孤独な夜に沈んでいく
夕暮れの記憶はもう 遠く思い出せなくてさ
ざわついてた 僕の鼓動は
走る速度 鈍く変える
伸びていった 後ろの影は
足元から飲み込んで
「ほらもうあきらめなよ」
囁き呼びかけてる
この世界ふたりぼっち
現実なんてつまらない...

人間観察　兵器調達
冷凍ビームに親父の触覚
地球人には何が効く？
「ピーマン山盛り」
「靴に画鋲」
「不幸の手紙はどうですか？」
NO　NO　NO！そんなんじゃ
足りないわ効かないわ
おバカな頭で考えなさい
「人」が嫌がることを...

【A1】
街風を空に誘って 浮かぶ白い雲と
ビル風を白く纏った 煙突 吐き出す 煙たち
春風に 手を取り合って 交わる
神様が創る空と 人の世界の境は何処だ？
【B1】
電波塔　鳥の暮らし
アスファルト 花の息吹
【S1】
不安定な景色を ふわりふわり 揺蕩う...

A
退屈な日々が
終わりを告げ始まった
命を懸けたこのゲーム
騙して騙されて
演技過剰の心理戦
失敗は許されない
なぜか笑ってた
B
死と隣り合わせ静かな部屋で...

白けてる現状と
潤った瞳とで見届けて
丘に眠るなら
きっと誰もが幸せなのでしょう
例えなど要らない
少し昔ならば
気づく日がくるって
思い込んださ
途切れだす嗚咽が
遠のいて廃れる...