降り止まぬ雨の音
僕は目を覚まし昨日を見つめる
君の泣き止まぬ声
僕はただただ聴くしかできず
何も言えなかった僕は
情けなくて涙すらでない
大好きと言ってた君は
もう隣にいる事はない
消えそうな声で僕を呼んだその顔は
涙で溢れて見えないんだ
君の愛情を拒んでしまったこの僕は
人を愛す資格すらないんだ
赤く腫れた瞼を 擦る
繋いだ手の温もりも
今はもう空(くう)を舞うだけでしかない
抱き締める感覚も
今はなんとなくの感触でしかない
何も出来なかった僕は
君を忘れる事すらできない
大好きと言ってた君は
もう僕を忘れてしまった?
消えそうな声で僕を呼んだその顔は
涙で溢れて見えないんだ
君の愛情を拒んでしまったこの僕は
人を愛す資格すらないんだ
赤く腫れた瞼を 擦る
居なくなってはじめて気付いたこの想い
雨に濡れて届かないんだ
こんなにも未熟で弱虫なこの僕は
今更君が好きでした
そんな事 もう言えないけれど
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