眠るの
君の隣でいつも通り
君の吐息に耳を澄ませながら
胸が高鳴る
何にも特徴のない 僕と話してて楽しいの?
まだ強張ったままさ 僕の身体も言葉も
夢を見ていたんだ 楽しい日々が来る夢を
だけどそれがただの夢だってことを
今までも今もただ信じていたんだ
眠るの
君の隣でいつも通り
転がれば肩が触れる距離
叶わない妄想をして
君の寝言に耳を澄ませながら
まだ眠れないの
さっきまで他人だった 私と話すの楽しいの?
まだ知らないままよ 何が趣味だとか好きだとか
夢を見ているの 幸せな日々の夢を
だからこれが現実になればいいなと
甘すぎる考えも信じていたいの
想うの
君の隣で見つめて
本当の気持ち 隠して
叶わない恋 知って
君の髪の毛そっととかしながら
“好き”と呟いてみる
どんなに壁があって 世界隔てていようとも
たとえ俺たちが勝手に仮面被せてても
いつかきっと君のことを知りたいと
解りたいと思いますように…
眠るの
君の隣でいつも通り
体温が背中で分かる距離
叶わない夢を見て
君の心をこの手で溶かせたなら
言葉なんていらないだろうに
想うの
君の隣にいることで
歪んでる心隠して
現実から目を背け
君のことをこの手で救いたいんだ
大切なんだから
大好きだよ…
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