私はあなたの横顔を、ひとつ憶えているだけだったけれど
あなたに似合うのはこんな、眩しい季節ではなかったはずでしょう
私はあなたの姿さえ、線で描くことも出来ないけれど
あなたに似合うのはもっと柔らかな季節でしょう、違いますか
どうしようもない流れに身を投げて
思い出は深く息を止めた
確かに愛していたのに
閉ざしたつもりのない部屋に
あなたは眠っている
呼びかけてもねえ、きっともう
届かないのでしょう
だから聞こえるの
私はあなたの温もりも、忘れて笑って生きてきたけれど
あなたが残した心臓を動かして、今日も歩いているのです
点のような穴の拡がりを怖れ
この指は影を断ち切った
確かに愛して、良いのに
閉ざしたつもりのない部屋で
あなたは眠っていた
呼びかければああ、今はもう
微笑って良いでしょう?
深く、ただ深く
木洩れ日を手向けることが出来たなら、少しは報われますか
私の底にあなたの名残を貼りつける
今なら、出来るでしょう
閉ざしたつもりのない部屋に
あなたは眠っていた
呼びかけてもねえ、きっともう
届かないのでしょう
だから聞こえるの
愛した記憶の端々に
愛された残り香を
呼びかければああ、今はもう
微笑って良いでしょう?
深く、ただ深く
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かぼちゃを下さい
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ご意見・ご感想
かぴばら
使わせてもらいました
こんばんは、かぴばらです!
初めて読んだ時からすごく好きでメロディーもすぐに沸いていたんですが、今日漸く曲として形にできたのでご報告に参りました~。
http://piapro.jp/t/ANxw
お暇な時に一度聴いて頂き、歌詞の間違い等無いか確認と、
あと各サビの直前部分の歌詞を繰り返してしまっているのですが、
このままで良いかの判断も宜しくお願いします。
毎度になりますが、イメージと違う場合は幾らでも作り直します~。
また、曲募集継続して頂いて構いませんので(一人で幾つもお借りしてしまい申し訳ないです;)
2011/08/27 23:30:47