蒼く澄み切った空
深く吸い込まれていく
やがて色めき始め赫く染まっていく
瞼を閉じて眠るただの一度も目覚めずに
僕はどこにも行かずそれを見つめていた

それはとても長く・・・

外は鮮やかに咲き街は歌い始めた
耳に届いた声はどれも聞き飽きた
そこかしこに溢れたモノは
ただ捨てられたゴミと同じ様に忘れ去られ
ここにある僕らも同じ
ただ息をして最期を待つ

例えばあの日僕がそこで出会わなければ
世界はまだ微笑みかけてくれただろうか
問う→答えず
闇に染まる部屋の片隅
語り始める針の音だけが胸に突き刺さる

塞いだ耳から零れ落ちた笑い声と心癒した貴方の声
忘れかけていた

[扉の陰]

すぐそこにある思い出の小箱

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

眠り姫

自作曲の歌詞です。
色々な解釈ができると思いますがそれぞれで解釈してもらえればと思います。

閲覧数:146

投稿日:2009/04/27 00:21:14

文字数:307文字

カテゴリ:歌詞

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