またねって言って 窓越しの別れ
反芻は追い付かず夢の後
あっという間のバイバイ 記憶は
取り憑かれたよう 寂しさがまた

私語ね 眠い目擦って (ささめごと)
単純が頬を濡らす終夜 (よもすがら)
何回目の感傷に僕らは
脚を竦ませて

回想 毎夜毎晩の懐古
巻き戻したいの でも
縋っていたって至って
普通じゃいられないよ
ねえ

振り向けば光なんてあったのにな
もう霞んで見えないや
思い出したくもないさ
脆い硝子の靴を恣に感情のままに
いいの痛いよ そう、ずっと迷子
酸いも甘えもさざめいて隘路の様
何処かで逢えたら じゃあまたね


悲観してばっかだな
期待して莫迦みたい
焦ったいよ ねえ

振り向いても影なんてないのにな
もう潤んで見えないや
海に消えてしまいたい
脚も付かない濃淡夥しい春の随に
いいの辛いよ 燦然 煌めく模様
悔いも未来も蹣跚めいて最後の夜
何処かで逢えたら じゃあまたね

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Pale in Vain

閲覧数:496

投稿日:2020/05/26 14:34:54

文字数:401文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました