#3「君たちは、実に詐欺だなぁ」
「テト…今回は何する?」
テイが椅子に足を組んで座った
「何って…このテキストのこと?」
「そう」
テトが手に湯呑を乗せた御盆を持ちながら、テイの話しをきいた
「う~ん…どうしようか?」
「というか、ルコはどこにいったの?」
テイがテトの言葉を聞いてなかったかのように、話題を変える
確かに、ここにルコの姿がない
「ルコなら、しるると一緒に、買い物に出かけたよ」
「ふ~ん……ルコはほんとにしるるが好きね」
テイはそういってテトが淹れてくれたお茶を飲む
「まぁ…ルコはああ見えて12歳だからね…まだまだ甘えたい年頃なんだよ」
テトは自分も椅子に座りお茶を飲む
「あぁ…そっか、ルコは、まだ12歳だったのよね。あの体つきだから、すっかり忘れてたわ」
ルコは197cmの長身のうえ、すでになかなかの発達を遂げている
「ははは、たしかにあれは詐欺だもんね」
テトが笑って言った
「いや…あんたも十分、詐欺よ」
「え?」
テイの発言に、テトがクエスチョンマークを出す
「ルコより、あんたが私より一回りも年上だなんて方が信じられないわよ」
「な!と、歳は関係ないでしょ!」
「いやいや…今は歳の話をしてたんでしょ?」
テイは現在19歳……
テトはテイより一回り年上……
ということは?
そうだね!さ……
「ナレーション!歳をバラしたら、あんたの体もバラすよ!」
は、はいっ!(>_<。)
明らかな脅迫、異なる二つの意味の『バラす』
テトの恐ろしい部分が垣間見えた瞬間だった
「ナレーションさん?(笑怒)」
テトがものすごい笑顔でこちらをみている
命の危険を感じる
こわい…こわいよ~(>_<。)
「まぁ、別に私としては年齢なんて、まっっっったく気にしてないけどね(怒)」
テトがものすごく笑顔だ
う…うん、きっと気にしてないんだよね…
いや!絶対に気にしてない!
ん?!だれだ!今、「それ、絶対うそだぁ」って思った奴は!
やめろ!そんなこといわないで!
ナレーションである私がバラされる!
「あ!…で?今回は何やるんだっけ?」
「え?…ああ。何も決まってないよ」
テイが話を一行目まで戻す
「そっか。まぁ……ここまで一度もやること決まってなかったし、何かやった記憶もないものね」
「…うん、そういわれてみたらそうかも」
そうです!三話目のここまで何一つとして、中身のあることをやってないのです!
「しかも、今回も、もうそろそろ字数が1000字になるよ」
「あ~…じゃぁ、おわろっか?」
テイがすでに面倒くさくなっている
「ルコ…今回出番無かったね?」
テトが一応、ルコに気を使う
「いいんじゃない?ルコだって、面倒だって、影で言ってたし」
「えええ!ちょっと!それ、今言っちゃまずかったんじゃない?!」
「あ……」
この後、テイはルコにこっぴどく怒られ………なかった
ルコはどうやら、怒るのも面倒らしい……
コメント3
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ご意見・ご感想
オレアリア
ご意見・ご感想
しるるさん今日は!
今回はナレーションさんの身がガチで危険な回でしたねww
バラす、もしかしてそれは分解的な意味なのですか(ry
そしてようやく本編! …かと思いきや流石しるるさん、やはりそこで終了でしたかw
ルコ、次回こそはマスターに頼んで思いっきり出して貰うんだ!
ブクマ頂きます!
次回もこのまま超フリーダムで行っちゃって下さいw
2012/04/29 16:06:03
しるる
こんにちわw
たぶんそういう意味だと思いますw←
本編に入れませんでしたねw
てか、本編ってあるんですかね?ww
はーいwwフリーダム!
2012/04/29 17:25:01
Turndog~ターンドッグ~
ご意見・ご感想
て、テトさんらめええええええええ(怖)
ナレーションがいなくなったら小説じゃなくて絵の無い漫画になっちゃうんだぞ。
それからきれいなお造りができるからバラすより捌く方がいいと思う!(どっちの味方www
いいのです!!雑談なんて話がいつの間にか三回転半してどこへ向かっているかわからないのだからwww
2012/04/28 20:32:53
しるる
私も、ナレーションさんが誰かしりませんが、いなくなるとただの台本ですねww
三枚下ろしですね!w
…結局、こわっ!ww
2012/04/28 20:42:17
亜梨亜
ご意見・ご感想
すごい…
3話読んで思ったけど、話の作り方がとってもすごい!
今回はルコが好きになったよw
出番はなかったけど、最後の何行かで←
次回も楽しみにしてます><
2012/04/28 16:49:19
しるる
話の作り方なんてw
そんな大層なものは一切ないですよww
おお!そうですか!
それは狙い通りですww←
2012/04/28 20:32:48