暗い暗い森のなか
迷い込んだ白雪は
ひとつ白い小さな小屋をみつけた
あたたかい暖炉とふかふかのベッド
白雪は深い眠りの底へ
小さな家の主
美しい白雪に心躍らせ
それはどちらの幸運か
さあ出会ったこの日に祝福を!
深い深い森のなか
追いかけてきた猟師は
ふたつ黒い毒の底へ落ちてゆく
けれど白雪主のいない家
魔女の林檎で深い眠りへ
小さな家の主
美しい白雪を見つめる
それはどちらの幸運か
永遠の美しさに祝福を!
ひとりひとりやってきた
馬に乗った王子様
みっつ赤い血を振りまき堕ちてゆく
そしてよっつめ あなたの(魔女)ばん
毒か刃それともべつの?
けれど末路はみなおなじ!
小さな家の主
美しい白雪を見つめた
それはどちらの幸運か
永遠の美しさに祝福を!
それはどちらの幸運か
紅色の美しさに称賛を!
永遠の美しさに祝福を!
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おにゅうさん&ピノキオPと聞いて。
お2人のコラボ作品「神曲」をモチーフに、勝手ながら小説書かせて頂きました。
ガチですすいません。ネタ生かせなくてすいません。
今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲
時給310円
6.
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「...オズと恋するミュータント(後篇)
時給310円
君の神様になりたい
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「僕の家族の歌で君が愛を大事にすればいいのに」
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悲しいから歌った。
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こんな...君の神様になりたい。
kurogaki
8月15日の午後12時半くらいのこと
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あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて
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じん
命に嫌われている
「死にたいなんて言うなよ。
諦めないで生きろよ。」
そんな歌が正しいなんて馬鹿げてるよな。
実際自分は死んでもよくて周りが死んだら悲しくて
「それが嫌だから」っていうエゴなんです。
他人が生きてもどうでもよくて
誰かを嫌うこともファッションで
それでも「平和に生きよう」
なんて素敵...命に嫌われている。
kurogaki
I suppose everything has died since that day.
Everything is just ashes, just the colour of ashes.
living dead for ahead living dead far a head
I want ...暁夜
出来立てオスカル
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