色々過密気味の箱庭
情報と人は澱む海のよう
そろそろ飽きてきたこの世界は
いつ滅んだって構いやしない
遠い昔にあったらしい争い
今や平和すぎてボケが始まった
刺激を欲しているわけではない
ただこの温く冷たい世界が
嫌いなんだ
そんな中でさえ幸せになれない君は
近未来的携帯を投げ落として
「こんな世界なんかなくなればいいんだ」
と地面に向かい叫んだ
ねえ、君もそう望むなら
僕も鈍った身体を動かすよ
あったって無駄なこの世界は
いらないものも捨てられない
ああ、君と僕との初共同作業が
まさかこんな大胆かつ無謀なんてさ
子供だから無茶もしたいんだ
案外ただのごっこ遊びだったりしてね
色々過密気味の鳥籠
実は案外中身はからっぽで
通り過ぎる誰かは疲れた顔
お前らも正直嫌になるだろ?
争いがあった遠い時代には
まだ大切にされていたこの街
戦争をしたいわけではないけど
誇りに思えなくなったこの世界
もういらない
つまらない遊びに夢中な君は
地図の中の一つの印を指差して
「ここで願いを言えば叶うらしい」
と無邪気に笑ったんだ
さあ、今すぐそこへ行こう
渇いたアスファルトを蹴って
雪の降る午後3時40分7秒
ジャストでなければ意味はない
まあ、君と一緒なら付き合わなくもない
楽しい時間が増えると考えたら悪くないし
それになんでもいいから信じたいだけ
君だってきっと同じこと考えてる
雪が降る、丘にたどり着いた
知らなかった、大きな風車
僕は冗談で、君は多分本気で
約束の時間、空に願い事を言った
ああ、こんなにも簡単に
世界は終わってしまうんだね
僕は君の手を強く握って
終焉をただ眺めていた
ねえ、君と僕とでは目に映る景色は違う
君は僕に「次は幸せな世界に生まれたい」と言うから
僕は「みんなが幸せな世界がいいね」と
終わる世界にもう叶わない願いを言った
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