ゆっくりと沈んでいくカラダ
周り中が薄い黄色みたいな
全身を包むバニラの香りが
全部どうでも良く思えてくる
一粒のバニラビーンズのように
果てしないプリンの中沈み続ける
目の開け方を忘れたみたいだ
声の出し方を忘れたみたいだ
グルグル複雑に考えていた思考が
バニラの香りで徐々に薄れてく
自分の意識も見えなくなって
全身が溶けてそのまま消えそう
穏やかに埋まっていく手足
見渡す限りの真っ白ムース
ほのかな酸味と濃厚なミルク
自分がどこにいたのかも忘れる
ミントリーフを掴みそこねて
重たいカラダが泡に埋まる
スプーンに感触が無いくらい
とろり淡いチーズムースの真ん中
ホロホロ悲観してみていた世界が
レモンの香りで上書きされてく
自分の意志も静かに散らされ
骨も神経も蒸発してしまう
甘い匂いが立ちこめて噎せ返りそう
カップひとつやふたつでも足りない
世界中埋め尽くすフワフワの感触
何もかも溶かして受け止める誘惑
下手に深呼吸なんかできなくって
息止めたって全身が香りを感じてる
そうだ逆なんだ私が広がっていくんだ
痛みも無く意識が遠のきやがて消える
恥ずかしいから旗なんか立てないでよね
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