貴方の大事な人は誰ですか?
                恋人ですか?
                家族ですか?
             いや、自分自身でしょうか?
           まさか、いらっしゃいませんよね?

       悪魔を好きになってしまったなどとおっしゃる方は…。

 
 丸く大きくかつ赤く染まった月が、暗い夜道を怪しく照らし出していた。街灯の光よりもずっと強い光を柔らかく星々を引き立てているようにも見えないこともないが、真っ黒の空から浮かび上がるアカはとても強く見えた。
 ここは現実世界とは少しずれた異世界。
 現実世界では夢物語であろうとも、この世界では当たり前。逆に現実世界での当たり前は、このせかいでは可笑しいといわれることもあった。
 今回の主人公は小さな女の子。
 小さな女の子の年は十四。この世界では一四になる誕生日の日、一度だけ自分の使い魔を召喚することが許される。使い魔というのは現実世界で言う“悪魔”や“天使”、“精霊”や死者の魂などのことだ。
 今日こそが、カノジョの聖誕祭だった――

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

鏡の悪魔 1

新シリーズです。
その場しのぎみたいな書き方をしているんですが、やり方が雑すぎることがわかりました。
物語の中で事件的なものを起こした後、どうやって解決するか考えてないんですよね…。

閲覧数:1,466

投稿日:2009/07/03 20:39:25

文字数:487文字

カテゴリ:その他

ブクマつながり

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