リオンといいます。よろしくお願いします! 気が合いそうだな、とか思う優しい方はどうぞメッセージでもなんでも!! 一応プロフィールを↓ [性別] 女。 でも中身はだいぶ男が混ざっていると思う。 [年齢] 第一志望校合格しました! 一番近くの高校にいけます…。よかった。 でも結局中学校三年間ほぼ勉強しなかったな…。 [性格] 男勝りですが、こういうところでは結構きちんとした言葉使いだと思います。 好きなことはイラストを描くことで、投稿しようとしたんですが…。サイズとかなんだとかで訳が分からず断念…。 異性とも同姓とも仲良く出来ます!! たまにお母さん的発言が出たり、吸血鬼みたいなことを言い出します。 「やめなさい!!」とか、「血、なめたい」みたいな。 [好きなボカロ] 全体的に好きですけど、特にすきなのはルカ・リン・レンです。 [UTAU] 最近、パソコンで使えるようにしました!! 大量にDLし、親に呆れられました…。 [その他] 最近、友人がボカロを聞いているうちにロボ声になったという話を聞いて、少しうらやましいと思ってしまったり、「瞳を閉じて」の前奏で「リナリア」を思い浮かべてしまう、末期症状患者です。 小説には誤字脱字が多く、リンレン小説ばかり書いています。 たまには別のキャラが主人公のも書いてみたいと思いつつ、ネタ切れ気味です。 ルカ、リン、レンは俺の嫁…ていうか、むしろその三人は俺でいいよ。もう。 最近の出来事。 ○気付いたことですが、死別ネタがおおいですなぁ。 ○声を作って歌ったら、ボカロっぽい声だな、って友達に言われたよ!やったね!! ○晴れて投稿四百個突破です!ありがとうございます! しばらくは何度か間が空くこともあると思います。ご了承ください。 ○ブログと言う名の妄想のはけ口作りました↓ http://sky.ap.teacup.com/kamuzo/ ○月・水・金曜日は塾があるので、不定期に投稿を休むことがあります。すみません。
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すんすんと鼻を鳴らしながら、涙を抑えようとしているリントの丸まった背中をみて、レンカはどう声をかけたものかと、戸惑っていた。戸惑いながら、小さなマメ柴がお預けをくらってシュンとしている様なイメージが重なるのを、レンカは必死に打ち消そうとしていた。
「しゅき…って(笑」
「笑うなよ!!」
「はっ、ご...Some First Loves 26
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「レン、遅いなぁ…」
リビングのソファを独りで占拠すると、リンはつまらなそうに呟いた。
ばたばたと騒がしい足音が聞こえる。
玄関で誰かの、たのもー、という声が聞こえた。
「はいはーい」
グミが玄関を開けると、その相手が誰で、何の目的なのかを理解する前に、客はずかずかと家の中に入っていった。
...ホワイトデーとクッキー 下
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――さかのぼること、一ヶ月前。巷はバレンタインデーと言う言葉と、男女の和気藹々とした雰囲気につつまれていた。
その日、俺は、双子の姉とチョコレートを作った。
今年は固まらなかったの、と謎の言い訳をした姉は、結局、俺と一緒に作っても、まったく謎の行動しか起こさなかった。
その壱、チョコレートが...ホワイトデーとクッキー 上
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年に一度、大切な人にチョコレートを渡す日。
バレンタインデー。
それは二月十四日、今日のこと…。
「ミク姉、めー姉、ルカ姉、チョコレートどうぞ!」
リンはそういいながら、可愛らしくラッピングされたハート型のチョコレートを、三人の姉達に差し出した。
「ありがとう、リンちゃん。これ、私からね」
...鏡音とちょこ。
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目の前に母がいる。
レンカははっとして、リントとつないでいた手を解いて、少し距離を置いた。途端、リントは足を速めて、うつむき加減に家へと向かった。
家の前で笑っている親の前を素通りした。
「――リント。ただいま」
父を一睨みして、リントは無言で家のドアを開いた。
確かに、新婚旅行から帰って...Some First Loves 25
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帰り道は、元の二人ずつのペアになって帰ることになった。女子陣の提案に、男子陣が応じたのだった。
「レンきゅんは優しかったなぁー」
グミは言った。
「ふーん」
グミヤは聞き流した。
「ハンバーグ美味しかったしー」
グミは語りながら、隣を歩くグミヤに時折ちらり、ちらりと目をやったが、グミヤは特に...Some First Loves 24
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夕飯を終えると、グミは席を立って、携帯電話を開いた。
電話ではなくメールをしているようで、しばらくたって携帯電話を閉じると、グミは少しそわそわしながらソファに座った。
レンは気にしていない様子で食器を食器洗い機にキレイに並べ、慣れた手つきで操作した。
しばらくして、携帯電話が鳴って、グミはす...Some First Loves 23
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「まあ、とりあえず、夕飯にするけど…。何食べる?」
レンは既に家になじみ始めているグミに聞いた。
「ビーフストロガノフ!」
「無理。」
「えー…。最近はまってるテレビでちょくちょく出てくるんだけど…」
「その話グミヤから聞いた。もうあいつをいじめないであげて」
例の怪しい子供向け番組だ。
あの...Some First Loves 22
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「――チッ」
露骨に嫌な顔をして舌打ちをしたリントに、レンは
「やめろよ、お前人がいい気分で話してんのに」
「リントはまた自分たちが一番距離のあるカップルに舞い戻ったから気分悪いんだろ」
「破滅してしまえばよかったのに…!」
「どんだけ悔しいんだよ! 応援してくれてたじゃん! 裏でそんなこと考えて...Some First Loves 21
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走り、足が地面につくたび、水溜りから雨水が跳ねて、少し薄着の服装では、いくらジャケットを着ていると言ってもまだ寒い。
走りながらリュックから遊園地の一日フリーパスを探し出すと、レンはリュックを肩にかけなおした。元々あるほうでもない運動神経は、既に少し悲鳴を上げ始めている。
昔から、リンは運動神...Some First Loves 20
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巨大迷路の辺りを、グミ、グミヤ、リント、レンカの四人はずっとうろうろし続けていた。もうリントレンの二人が迷路に入っていってから随分たっているから、いまさら追いかけたところで迷ってしまうのが関の山だが、それでも出口の近くで張り込みを続けるような集中力や落ち着きを、この四人(特にグミ)が持っているはず...
Some First Loves 19
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「レーン! おたおめ!!」
後ろからリンが飛びついてくるのを、レンは軽く上半身を右に傾けて避けた。
「はいはい、おめっとさん」
胡坐をかいたレンの膝の上に寝転がるような状態になったリンの頭をぽんぽんとたたいて、テレビゲームの画面から目を話そうともせずに、レンは軽くあしらった。
「むー、レン、面白...おたおめってリンがいう。
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「…って、何やってんだ俺ら…」
自分たちに引き気味に、グミヤが言った。
建物と建物の間の狭い空間から、子供の初めてのお使いを見守るような気分で、リンとレンの二人を見つめる人影が、グミヤを入れて四つ。
「心配で…」
とレンカは少し笑った。
「フォローしてやら無いと」
それに合わせてリントが言っ...Some First Loves 18
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それは、今から少し――十年ほど前のクリスマス。
「…レンはぁ?」
ぷぅっと頬を膨らませて、小さなリンは不満を全面に押し出して言った。
「レン君はマスターとお仕事。レン君がんばってるから、リンちゃんもがんばって我慢して、ね」
どうにか妹をなだめようとするミクだったが、そんな理屈でハイそうですかと...リンは変わらない。
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「デート?」
グミヤとリントが声をそろえた。
こくんと頷いたレンの顔は赤く、なんだか動きもぎこちない。
「よかったじゃねーか。ぐっと距離近づいたろ」
「俺…、まともでいられる自信がねぇ…」
どうやら緊張しまくりのレンをリラックスさせようとするが、ガチガチに固まったレンは中々リラックスどころか、...Some First Loves 17
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「どうやって仲直りしたし」
呆れ気味で、リンが言った。リンに言われてはおしまいである。
「あははー。なんかいつの間にかねー」
いつに無く上機嫌で登校してきたグミは、面倒くさそうなグミヤの腕にひっついて、ニコニコと笑っていた。が、グミヤのほうも実はまんざらでもなさそうで、ぎゅうぎゅうと鬱陶しいくら...Some First Loves 16