古い街角 移動販売 青い香りに誘われて
その野菜ジュースは どんな味がするのかな

プロトタイプのセロリですと 白いお姉さんが笑う
微笑み 蔑み 憧憬 卑屈に愛想
ミックスジュース
苦い、苦い 
暗い、暗い

ねえ、教えて…
キミは僕が好き?
今も?

友達が増える度に 見えなくなったよ
もう 顔も思い出せない

ハートの裏 隙間にある
壊れかけの蓄音器に
誰の声も届かないよ
キミの夢が染みついている

ベッドの下 隠れている
小さな頃 セルロイドの
バラバラでもガラスの目は
ボクの夢を焼きつけてる


タコアシハイセン タコアシハイセン
アンテイキフリョウ アンテイキフリョウ


誰もいないアスファルト
古い街角 自動販売 赤い飾りに包まれて
トマト色ジュースは 2人遊んだおひさま
ゆめいっぱい♪

友達は1人2人 やがて消えていく
もう ボクの目も静かに…

ハートの裏 隙間が閉じ
壊れている蓄音器に
長い長い「オトナ」の歌
病室から流れ出すよ

ベッドの下 這い出てくる
おどけた服 セルロイドは
無邪気に笑い ボクの夢に
悪戯して泣いているよ

ボクの影 消えかけて
懐かしい夜に 絡まり溶けていく
そう キミの手に包まれて
囁きような優しい空間
そう ここはいつでも暖かい
あの頃のように 2人であそぼう
2人であそぼうね

ぴえろとあそぼう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ぴえろとあそぼう

僕には小さな頃、僕だけの友達がいました

大きくになるにつれ消えて行きました。でも、実家のどこかにまだ居るんじゃないかなと。
ひとりぼっちの旅立ちのとき、ふと枕元に立ってくれたら感動しますね。
ちなみに私は魔方陣グルグルという漫画が大好きで、第2巻の「ククリルク」のようなエピソードにメッポウ弱いです

閲覧数:148

投稿日:2017/03/05 15:30:59

文字数:588文字

カテゴリ:歌詞

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