僕は一種の真面目人間
多くの人から褒められた
社会のために尽くすと決めた 社会の「し」の字も知らなかったあの頃
僕はまだ若かった
やる気に満ち溢れていた
色んなものの裏を 闇を 知らずに生きてた
現実は厳しい
登りたかったあの山にも
登れないままで
気づいたときには
あとは逝くだけだった
勝手に死のうが 自分で死のうが
そんなことは関係ない
結局 死ぬんだ
もう あの頃には戻れない
気力もやる気も失って
大切なものなんてなかった
僕はただ生きてるだけの人形
僕は一体何を得られた?
あちこちでがんばって仕事した
だけど
何にも嬉しいことはなく
こんな苦しい世の中で 死ぬだけだ
もう 自分を慰めることしかできない
ああ ああ 僕のことを考えてくれてる人間なんていやしない
絶望 失望 邪悪が押し寄せてくる
死んだほうがマシだと叫びながら
僕は生きるのを やめたんだ
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