家路を急ぐ人の群れに 心閉ざし流される
終わらない日常は まるで箱庭の人形劇
長い夜もてあまし 膝をかかえて過ごす
あなたを失ってから 色褪せたこの部屋で
ラベンダーの香りの中で 時をかける夢を見る
逃げないで
プライドも
捨てて飛び込んでいける 今ならば


再びめぐり合えた二人 出来損ないのミステリー
まるで神様が気まぐれに 仕掛けてきた罠のよう
空白を埋めるため かわすグラスの影で
時折見せる笑顔 あの頃と変わらない
そっと薬指確かめて ときめいている自分に
自己嫌悪 
でもいいの 
素直に 幻を見つめていたいから


重ねる自分への嘘にさえ気づかない
私の心溶かす あなたからの囁き
時間をつなぎとめるために
意味もなく歩く二人
あの時と
また違う
ひきかえせない予感にふるえながら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

追憶を待ちながら

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投稿日:2017/03/31 21:00:50

文字数:348文字

カテゴリ:歌詞

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